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秋田わか杉国体でボランティア募る

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ポスターを掲げる秋田県庁県民運動班の池田孝班長(左)と須釜一主事
ポスターを掲げる秋田県庁県民運動班の池田孝班長(左)と須釜一主事

<07年の主役:秋田県>

 秋田わか杉国体は9月29日~10月9日、県内各地で41の競技会を行う。秋田県を中心に夏季・秋季大会が行われるのは、46年ぶり。参加選手・監督数が約2万5000人に達する国体では、運営などを補助するボランティアが必要不可欠になっている。試合の主役は選手だが、大会全体ではボランティアも主役の一部。ボランティア募集の現状について、秋田県庁の国体・障害者スポーツ大会局で聞いた。

 05年11月から始まったボランティア募集。秋田県が集めている運営ボランティア3500人のうち、約2000人はメドが立った。大会総務課県民運動班の池田孝班長(55)は「地域の高校や大学、団体に呼び掛けを続けています。4月になると入学や就職で秋田県に引っ越してくる人も増えるでしょうから、3500人はクリアできると思います」と話した。2月10~13日には仙北市、鹿角市、由利本庄市で一足早く、スキーの冬季大会が行われる。これが本大会へのPRになりそうだ。

 各市町村が独自に募集する運営スタッフや、広報活動、手話や要約筆記などの専門分野、路肩に花壇を並べるなどの運動に携わるボランティアを含めると、約5000人が必要になると試算されている。昨年は計8回の研修会を実施。今年3月までにあと7回行い、ボランティアの大まかな配置を終える。同班長は「配置決定後も足りない部署があるかもしれないので、募集の締め切り日は決めていません」と、柔軟に対応する姿勢を示した。

 秋田県も他の地方と同様に、課題を多く抱えている。景気低迷、雇用不安、少子化と高齢化…。一見スポーツとは関係ない話にみえるが、国体のボランティア参加で県民1人1人が元気になれば、将来への活力が生まれるかもしれない。「選手や役員のためにお手伝いをして、ボランティア自身もパワーをもらってほしい。支えることもスポーツです」と同班長。大会直後には、全国障害者スポーツ大会「秋田わか杉大会」が3日間、開かれる。この大会のボランティア活動でも、充実感を得られそうだ。【柴田寛人】

[2007年1月4日11時11分 紙面から]


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