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仙台育英“大笑”発進/高校ラグビー
<全国高校ラグビー>◇2日目◇30日◇東大阪市・花園ラグビー場◇2回戦
今季東北王者で同じくBシードの仙台育英(宮城)も、5連続トライなど46-12で4年前に初戦負けした四日市農芸(三重)に逆転で雪辱し、4年連続の初戦突破を決めた。
仙台育英が、昨年2回戦負けで涙を流した花園第3グラウンドで「大笑発進」した。Bシードとはいえ、1回戦を125得点で勝ち上がってきた四日市農芸に対して、緊張が伴う初戦。開始1分。左サイドを突破されてノーホイッスル・トライを許したが、冷静さは失わなかった。同6分と9分に連続トライを挙げて逆転。再び勝ち越しを許した直後の23分には、敵陣中央ラックから7人で左展開し、最後はWTB柳生泰佑(3年)がゴール左隅に決勝トライを決めた。見事な逆転劇に、丹野博太監督は「シード校なので」と余裕の表情。「本当は先制したかったが(失点が)早い時間帯でよかった。修正点はいっぱいあるが、初戦としては70点の出来」と合格点を与えた。
個人技とフィジカルの強さを武器にしてパワー、スピードともに上回った。後半8分までの5連続トライ後は、守勢一方になったが、何度も瀬戸際でしのぎ切る粘りも見せた。高校日本代表メンバーのフッカー森太志主将(3年)は「(初戦突破は)素直にうれしい。FWでもBKでも点が取れた。とにかく気持ちで負けないようにしたい」と、上位進出に向けて気を引き締め直した。
悲願の全国制覇に向けて、今年は、00年度と01年度にチーム最高の連続4強の成績を残したOBたちが積極的に練習をサポート。メンタル強化にも一役買ってきた。その生活面も含めた指導の成果は「花園フィフティーン賞」を獲得した入場行進にも表れた。2年ぶりの年越しになった1日の3回戦の相手は、同じBシードの京都成章に決まった。戦場は3年ぶりの中央グラウンドだ。森主将は「(メーンの)第1グラウンドなので気持ちが入る」と意欲満々。丹野監督は「本当の花園が始まるのは元日を勝ってからだよ」と、まずは通算4度目になる8強入りを見据えた。【佐々木雄高】
[2006年12月31日11時15分 紙面から]
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