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山形大・大神監督が決勝親子対決目指す

 全国高校選抜に続き、全日本総合バスケットボール選手権が来年1月2日、東京体育館で開幕する。8位まで出場権が得られる全日本学生選手権で過去最高の5位となった山形大が、23年ぶり2度目の出場を決めた。初戦(2日)は三菱電機(WJBL9位)と対戦する。同大率いる大神訓章監督(57)が指導者として初めて、JOMO(WJBL2位)で主将を務める二女・雄子(24)と同じ舞台に立つ。

 組み合わせ上、親子対決実現には、決勝まで勝ち進まなければならない。大神監督は「同じ東北の秋田銀行(1勝するとJOMOと対戦)のポジションがよかったなあ」と苦笑いした。

 11月の全日本学生選手権では、2回戦で優勝候補の拓大(関東3位)と対戦した。その前日、大神監督は千葉・柏にあるJOMOの体育館を借りて練習した。WJBLのリーグ戦最中だったが、二女・雄子が1枚のCDを持って激励に訪れた。山形大を盛り上げるために、湘南乃風やインディーズバンドの曲を集めて作ったオリジナルCDだった。勝倉光希主将(4年)は「聞いているだけで頑張ろうという気持ちになった」と、CDプレーヤーで流しながら練習したという。

 その効果もあってか、チームは一丸となって拓大を撃破。5位決定戦では昨年準優勝の鹿屋体育大(九州1位)を破る大金星を挙げた。試合後、大神監督の携帯電話には「すごい。JOMOのメンバー全員で喜んだ」という雄子からのメールが届いた。

 その雄子と、ついに同じ舞台に立つ。勝倉主将は「夢のような話。本当は対戦したかった。JOMOは1回戦シードなので、2日の初戦に勝って、翌日会場でお会いしたい」と目を輝かせた。大神監督も「同じステージに立つのは初めて。娘に刺激を与えられるようなゲームをしたい」と意気込んだ。

 選手たちにとってはあこがれの選手との対戦に、監督としては夢の親子競演に向け、簡単には負けられない山形大の挑戦が始まる。【塩谷正人】

[2006年12月30日11時45分 紙面から]


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