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明成・石川16得点で16強/高校バスケ
<全国高校選抜バスケット>◇3日目◇26日◇東京体育館◇女子3回戦、男子2回戦
創部2年目で初出場の明成(宮城)が、3回戦進出を果たした。出雲北陵(島根)戦で、ポイントガードの石川海斗(1年)がチーム最多タイの16得点に4アシストと活躍。86-48の圧勝に貢献した。シード校の聖和学園(宮城)は常葉学園(静岡)に52-86で敗れ、女子の東北勢6校はすべて姿を消した。
身長175センチの小兵が、相手守備陣を切り裂いた。石川は、マークが厳しいセンター陣を頼らず、自ら積極的にゴール下に突進。U-18日本代表候補で195センチの長身、中川真雄(2年)と並ぶ16得点を挙げた。4アシストとともにチーム最多。点差が開いたため、第4Qの出場機会はなかったが、さらに得点を量産しそうな好調ぶりだった。「1回戦は全然ダメだったので、今日は試合の入り方に気を付けた。力を出せたと思う」。24日の佐賀北戦は8得点1アシスト。満足できる数字ではなかった。
東京・足立九中から今春入学。代表歴はなく、一般試験で明成に合格した。「(佐藤)久夫先生に直接教わったことはありませんでした。お父さんから久夫先生のバスケットは面白いと言われて、受験を決めました」。佐藤久夫ヘッドコーチ(57)が日本協会の専任コーチだった縁で、明成には元U-15日本代表が7人も集まっている。
石川はシュートを居残りで練習し、エリート軍団の先発陣に食い込んだ。「身長が低いので、その分スピードで補っています。パスでは、3つ先まで読むようにしています」。佐藤ヘッドコーチは「初戦は詰まったようなバスケットをしていたけど、力みがなくなってきたね」と評価した。
仙台監督時代の99、00年に全国選抜を制した名将は、明成を率いてわずか2年で全国2勝に導いた。「全国大会での勝利は、選手を成長させる。プレッシャーを楽しんでほしい」。3年生不在の若いチームが、勢いに乗ってきた。【柴田寛人】
[2006年12月27日11時41分 紙面から]
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