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聖和学園シードの意地で逆転/高校バスケ

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第2Q、ドリブルでゴール下に切り込む大友
第2Q、ドリブルでゴール下に切り込む大友

<全国高校選抜バスケット>◇2日目◇25日◇東京体育館◇女子2回戦

 女子は14年連続出場の聖和学園(宮城)が、シード校のプライドを保った。東京学館新潟(新潟)に、第3クオーター(Q)までリードを許す苦しい展開。第4Qに28得点を挙げて逆転勝ちした。大友静香主将(3年)が3点シュート7本などで33得点を稼ぎ、チームの窮地を救った。秋田経法大付(秋田)山形商(山形)一関学院(岩手)は敗退した。

 第3Q終了時で42-48の6点差。苦しい展開の中、チームの窮地を救ったのは、キャプテンのSG大友静香(3年)だった。

 最終Q、今大会のために練習を積んだというオールコートディフェンスに切り替えてリズムをつかむ。49-51に追い上げた残り7分37秒、大友が得意とする必殺の3点シュートがさく裂した。「タイミングをしっかりつかんで、打つという気持ちしかなかった」という気力の逆転シュート。その後も落ち着いてゲームをコントロールし、最終的には9点差をつける逆転勝ちに貢献した。チーム最多の33得点、3点シュート7本を決める活躍に、小野安壮監督(61)も「今日は、あの娘に助けられた」と大友をたたえた。

 主将としての強い自覚を持つ。大会前、1週間かけて作ったというお守りを、26人の部員全員に手渡した。「チームが1つになるように」とユニホームカラーの青地の布に、ピンクで「心」という文字を縫い付けた。その効果か、攻守に一丸となったチームが逆転勝ちを呼び込んだ。若いチームで、3年生は大友とF三浦奈々の2人のみ。前半終了時、小野監督が「3年生のための試合だぞ」と1、2年生を叱咤する姿を見て「自分がチームを引っ張らなければいけない」と逆に奮起したという。

 姉の香苗さん(23)は聖和学園で同大会ベスト16まで進出した。大友は「1つ勝ってほっとした。ベスト4に入って、姉を超えたい」と、9年ぶりの4強入りに意欲を見せた。【塩谷正人】

[2006年12月26日13時6分 紙面から]


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