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青森山田は全国1勝/高校バスケ
<全国高校選抜バスケット>◇2日目◇25日◇東京体育館◇男子1回戦
男子は初出場の青森山田(青森)が広島商(広島)を85-64で下し、2度出場した総体も含めて全国大会初勝利。梅津卓監督(51)は、男子バスケットの名門、いすゞ自動車コーチ時代以来、4年ぶりの東京での試合を制した。日大山形(山形)も2回戦進出、盛岡市立(岩手)は敗退した。
大舞台とは違う雰囲気が、青森山田にプラスに働いた。会場は地下1階のサブコート。4つのコートが並ぶ1階のメーン会場ではなかった。「学校の体育館が1面なので、同じような雰囲気。それでリラックスできたみたいです」と梅津監督。選手たちは序盤から確実に得点を積み重ね、センターの馬成龍(2年)が最多30点をマーク。厳しい守備を40分間続け、初出場初勝利を達成した。梅津監督は「念願の全国1勝です。歴史をつくる一歩になった」と表情を緩ませた。
秋田いすゞの選手を経て、90年4月に日本リーグのいすゞ自動車コーチに就任。94~96年には日本代表コーチを務めるなど、順風満帆だった。しかし、02年3月に、本社の経営再建の一環としていすゞ自動車が休部。バス営業部に勤めている時に、青森山田からオファーがきた。「青森山田がいすゞのバスを使っていた縁で、たまにバスケットボール部の指導をしていたんです。それでコーチ就任の話を頂きました」。同年8月から、県大会を勝ち抜けないチームを任された。
社会人の選手なら、練習後に酒を飲んで本音を言い合う…なんて指導もできるが、高校生はそうもいかない。「最初は戸惑いました。高校生は気持ちの面を盛り上げないと、付いてきてくれない」。対話を重視し、全国に広がった人脈も駆使して、県内屈指のチームを作り上げた。「将来の夢? 日本代表監督よりも、自分が指導した高校生が日本代表選手になってほしい」。可能性を秘めた子供たちを育てることに、魅力を感じている。【柴田寛人】
[2006年12月26日13時8分 紙面から]
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