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新保が連覇!全国2冠/小学校相撲

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新保杏也は立ち会いで相手選手をにらみ付ける
新保杏也は立ち会いで相手選手をにらみ付ける

<全日本小学校相撲優勝大会>◇10日◇東京・両国国技館◇小学4年生以下、5年生、6年生の部

 5年生の部で新保杏也(青森・舞戸小)が優勝し、昨年の4年生の部に続いて2連覇した。7月のわんぱく相撲全国大会に続く年間2冠を達成。6年生になる来年は、史上4人目となる今大会3連覇を目指す。4年生以下の部は、打越奎也(ふみや=青森・中里小4年)が3位入賞。今年のわんぱく相撲でも3位で、再び全国大会での決勝進出を逃した。6年生の部で、東北在住の選手4人は準決勝に残れなかった。併催された全日本選手権でも、東北関係の準々決勝進出者は1人もいなかった。

 小5で170センチ、96キロの堂々とした体格の新保だが、土俵入りでは両手を広げず、縮こまり気味。立ち合いに向かう姿勢も力ない。1回戦から5連勝して優勝を決めても、笑顔はなし。「緊張して、そんな感じになってしまった。2連覇したのはうれしかったです」。表彰式を終えて、ようやく笑みを浮かべた。前回大会の4年生の部を制し、全国大会初優勝。今年7月のわんぱく相撲全国大会も優勝し、日本一を防衛する立場になって、プレッシャーを感じていた。母美也子さん(35)は「大会が近づくと、熱を出して学校から早退してくるんです」と明かした。

 祖父の故義勝さんの勧めで、小1から相撲を始めた。体が大きかったこともあり、一生懸命練習して勝利の味を覚えた。今回で全国タイトルは3つ目になった。「差し手とか、技も覚えて強くなったと思う。目標は舞の海関。もっと技を覚えたい」。技のデパートと呼ばれた同郷の大先輩を目指し、早ければ中学卒業後にも角界に入る意向を示した。地元の丹代道場で新保を指導する斉藤孝夫館長(52)は「今日も自分の相撲を取りきれずに終わった感じ。今年は力強さが出てきたと思ったけど、今日はそれがなかった。中学卒業後に角界? まだ勉強することがたくさんある」と、厳しかった。

 体格は舞の海より立派だが、まだ11歳。身長は昨年から7センチも伸び、まだ声変わりもしていない。美也子さんは「7月のわんぱく相撲優勝でゲーム機器を買ってあげたから、今回はゲームソフトを買ってあげます。地元に中古のソフトのお店があるので、欲しいのは選んでいるみたいです」と話した。19回を迎えた今大会で、史上4人目の3連覇に王手をかけたが、素顔は小学5年生のままだった。【柴田寛人】

[2006年12月11日11時18分 紙面から]


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