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司令塔目黒でチーム青森連勝/カーリング

- 日本代表の目黒(左奥)は、滑らせたストーンの前方を掃くように、指示を出す
<カーリング:パシフィック選手権>◇2日目◇22日◇東京・DyDoアリーナ◇男女1次リーグ
カーリング日本代表「チーム青森」のスキップ(最終投者)、目黒萌絵(22=弘前大)が見事な手綱さばきを見せた。司令塔として、ニュージーランド戦の試合運びを演出。8-2の勝利に導いた。今年のトリノ五輪を最後に引退した小野寺歩(27)からスキップを引き継ぎ、まだ2試合目。前日21日の台湾戦に続いて2連勝し、順調な滑り出しを見せた。
スキップというポジションが、少しずつ板についてきた。目黒は試合中、掃き手に回らず、ストーンが滑っていく方向のバックラインに立ち、冷静に戦況を分析。サード(第3投者)の本橋麻里(20)と何度も話し合い、最終投者として的確にストーンを配した。6-2で迎えた第9エンド。最後の一投を確実に円の中心に止め、2点を獲得。8-2と点差を広げ、相手をギブアップさせた。
「前半はチャンスがあって、うまく点が取れた。後半は安全にいこうと思った」。ベストのショットだけが仕事ではない。攻めるのか、守りに入るのか。戦い方を操るのもスキップの仕事だ。この日は第5エンドまでに4-1とリード。後半は相手のストーンを確実に円内からはじき出し、大量失点を防いだ。「昨日は初日でチーム全体が硬かったけど、今日は会場の雰囲気に慣れてきた。いつも通りの調子が出てきた」と手応えをつかんでいた。
日本代表チームのスキップは初めてだが、司令塔の経験は、ジュニア時代から持っている。「みんなの持っている力を最大限に引き出したい。さまざまな作戦を取って、柔軟に対応したい」。新チーム初の公式戦を順調に戦っている。【柴田寛人】
[2006年11月23日11時0分 紙面から]
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