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東北大アメフト部萩山がNFL欧州挑戦

NFL欧州を目指す東北大WR萩山
NFL欧州を目指す東北大WR萩山

 東北大アメリカンフットボール部のWR萩山竜馬(4年)が、東北学生連盟初のNFL欧州入りを目指すことが6日、分かった。今夏のテスティングコンバイン(合同テスト)では全選手中最速の40ヤード4秒56を記録。関係者から高い評価を受けた。12月の正式トライアウトで、183センチの長身レシーバーが大きな夢に挑戦する。

 183センチの長身と長い手足。大柄な選手の中でもひときわ目立つ。ヘルメットを脱げば長髪にひげ。「これで覚えてくれることもあるから」と萩山は笑う。リーグ7連覇を達成した東北大ホーネッツから、初めて世界へ羽ばたくチャンスがめぐってきた。

 今夏のテスティングコンバインと同様、年末のNFL欧州トライアウトは招待制だ。意気込みだけでは参加すらできない。それでも着々と準備は整えてきた。来春から大学院に進学する。「アメフトで誘ってくれた企業もあったが、欧州に行くなら就職よりいいと思った」と、将来のステップアップを見込んでの選択だった。そして先週、トライアウトへの招待状が届いた。NFLジャパンによれば、関東、関西リーグ以外の学生は萩山1人という。

 これまで日本から何人ものWRがNFL欧州入りを果たしている。今年3~5月のシーズンも木下典明(23=立命大出)長谷川昌泳(23=同)小川道洋(25=帝京大出)の3人が参戦した。ライバルは多く、いずれも強豪大出身選手ばかりだ。「でも僕みたいなタイプはいないから」と自信ものぞかせる。スピードとサイズを兼ね備えたレシーバーは、日本人には珍しいからだ。

 今季は競技人生初のポジションを経験した。なんとQBだ。主力の相次ぐ故障により、運動能力の高さから抜てきされた。10月は2試合でQBとして出場。ショットガン隊形からの司令塔をこなした。「流れを変えるところで使える」と永野信広監督(41)が話すように、今後のボウルゲームでもオプションの1つになりそうだ。

 「最近また速くなったんですよ」。元陸上選手のトレーナーから指導を受け、自慢のスピードがさらに向上したという。急カーブで進化する萩山に限界は見えない。【高宮憲治】

[2006年11月7日11時43分 紙面から]


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