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創部2年目の明成が初優勝/高校バスケ

第4Q4分30秒すぎ、シュートを決める明成センター中川
第4Q4分30秒すぎ、シュートを決める明成センター中川

<全国高校選抜バスケットボール宮城県大会>◇最終日◇22日◇気仙沼市総合体育館◇準決勝、決勝

 男子は、明成が80-55で宮城広瀬を下し、創部2年目で初の全国大会出場を決めた。序盤から足を生かした速攻バスケを展開。1度もリードを許すことなく、今夏の全国高校総体・県大会決勝で敗れた相手に雪辱した。女子は聖和学院が87-79で明成を振り切り、14年連続23回目の優勝を決めた。

 明成が悔しさを晴らした。夏の県大会決勝で6点差で敗れた相手に、雪辱の口火を切ったのはセンター中川真雄(2年)。開始1分30秒。195センチの長身を生かしたパワープレーで先制。第2クオーター開始直後も2連続シュートを決めた。24得点をマークした中川は「夏は自分の仕事ができなかった。リバウンドも積極的にとってチームに貢献したかった」とポストの重責を果たした。

 佐藤久夫監督(57)は02年春まで16年間、仙台の監督を務め、3度の全国優勝に導いた名将。今夏敗退後は「東京までの全国切符は足で取りに行こう」と、全員に仙台-東京間の距離にあたる計360キロの走り込みを課した。そのノルマは10日までに全員が達成。ダブルガードの一翼を担う伊藤俊主将(2年)は「走り負けない自信ができた」と、早いパスまわしを絡めたスピードバスケットを実践した。

 守っても開始6分過ぎまで2点シュート1本に抑える堅守。サッカー日本代表監督オシム流の走り込み指令でチームを開花させた佐藤監督は「1対1で勝てない相手でもチーム全体で対抗できる」。12月のウインターカップは、自身5年ぶりの全国舞台復帰になるが「私も初出場。でも行ってきただけで終わりたくない。1日でも多く勝つ経験を積ませたい」と意欲を見せた。【佐々木雄高】

[2006年10月23日11時10分 紙面から]


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