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盛岡工FW機能し32度目V/高校ラグビー

優勝を決めた盛岡工は小笠原監督を胴上げ
優勝を決めた盛岡工は小笠原監督を胴上げ

<全国高校ラグビー岩手県大会>◇最終日◇22日◇決勝◇盛岡南公園球技場◇30分ハーフ

 盛岡工が不来方を41-0で退け、2年ぶり32度目の優勝を果たし、花園切符を手にした。

 盛岡工が王者に返り咲いた。歓喜の胴上げで喜びを分かち合う。高々と宙に舞った小笠原常雄監督(48)は「毎年どうやって全国で勝つかしか考えていないけど、昨年が行けなかったからね。グッとくるものがあった」。選手たちは、ここぞとばかり、はしゃぎ回った。1年が長かった。県内では勝って当然という重圧から解放され、“指定券”の花園切符を手に入れた。

 風上を選んだ前半、相手陣地で一方的に攻めた。伝統のFWが機能した。全7トライのうち6つを奪った。モールをしつこく繰り返し、前へ前へ。前半16分には、相手ボールのスクラムを押してボールを奪取し、NO8沢口大介(2年)がトライ。FWの頑張りが、展開ラグビーを得意とする不来方の持ち味を消した。小笠原監督は「見ている方はつまらないかもしれないけどプラン通りやってくれた。今日は80点」と合格点を出した。

 昨年の決勝は黒沢尻北に敗れ、7連覇を断たれた。勝つことしか頭になかった。SO高橋譲主将(3年)は春に右肩を脱きゅうして手術し、肩にボルトを埋めたままプレーし「みんなが1つにまとまって力を発揮できました」。優勝で、痛みも吹き飛んだ。敗戦の悔しさが、常勝軍団をまた1つ成長させた。【柴田猛夫】

[2006年10月23日11時38分 紙面から]


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