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少年男子は青森が10連覇/国体卓球

男女でアベック優勝の福原(前列左)ら青森チーム
男女でアベック優勝の福原(前列左)ら青森チーム

<兵庫国体・卓球>◇10日目◇9日◇豊岡市立総合体育館ほか

 卓球少年男子決勝は、青森山田高で固めた青森が京都を3-0で下し、大会記録を更新する10連覇を達成した。高校総体3冠の高木和卓(3年)を中心に、6戦で1ダブルスを落としただけという驚異的な強さをみせた。同女子も青森(青森山田)が宮城(秀光中等教育学校)を3-2で破り、アベック3連覇を果たした。

 ほんの少しだけ、焦った。優勝まであと1勝に迫ったダブルス。今年のアジアジュニア王者の大矢英俊(3年)松平賢二(2年)組は、思いがけず第1セットを落とした。「最後は勝って終わりたい」。主将の大矢が気合を入れ直した。そこから3セットを連取。一気にV10を決めた。

 エース高木和は第1シングルスで予選リーグから全勝した。「僕が勝てばチームも勢いに乗る」。参戦2年目となるドイツのプロリーグから9月中旬に帰国。ジャパンオープンを終えた後はそのまま日本にとどまり調整した。「本当はドイツに戻る予定だったけどやめた。じっくり練習できた」と最後の高校団体戦にかける思いを明かした。

 総体で3種目制覇した後、試合に対する緊張感が薄れていた時期があった。「部内の練習試合は『負けてもいいや』という気になっていた」。慢心と感じた吉田安夫監督(73)は「お前にはもっと上があるんだ」と厳しく言い聞かせた。そこから成長曲線は再び上昇カーブを描いた。

 次チームは水谷隼(2年)をエースに賢二、健太(青森山田中3年)の松平兄弟が中心となる。「来年も強いよ」と吉田監督。青森山田の連覇はしばらく続きそうだ。【高宮憲治】

[2006年10月10日11時56分 紙面から]


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