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鶴田が男子走り高跳び2連覇/総体陸上

鶴田は2メートル03の跳躍で惜しくもバーを落とす
鶴田は2メートル03の跳躍で惜しくもバーを落とす

<東北高校総体陸上>◇3日目◇18日◇北上総合運動公園陸上競技場

 男子走り高跳びで、鶴田洋(青森・大湊3年)が2連覇を達成した。昨年記録した自己記録に3センチ届かない2メートルだったが、試技を4連続で1発クリアするなど、能力の高さを見せた。

 気迫みなぎる跳躍だった。バーの高さが2メートルに上がった1回目。ここまで3回の試技を1発でクリアしてきた鶴田は、軽々と越えてみせた。マットに落ちると同時に「ヨシッ」とばかりに右手で握り拳をつくった。スタンドに向かってガッツポーズを繰り返した。

 優勝をかけた2メートル03には鶴田、佐藤庸平(福島・白河旭3年)、佐藤俊(山形中央2年)の3人が残った。ここでアクシデントが起こった。県大会で2メートル08を跳び、今季の全国ランク1位だった佐藤庸が、2回目の試技で左足を痛め、そのままリタイアした。残る鶴田、佐藤俊もクリアできず、試技数の差で鶴田のV2が決まった。

 「2年連続で勝ったことはうれしいんですが…」と鶴田は浮かない表情だった。「2メートルを跳んだ時には(自己記録を超える)2メートル06まで行けると思うくらい、調子が良かったんだけど」と続けた。喜びの少なさには、ライバルのリタイアもあった。佐藤庸とは中学時代からライバル関係にあった。3年時の全中大会では鶴田が1位、佐藤庸が2位。昨年の東北総体も2人でワンツー。「アイツに勝たないと意味がないんです」という。

 鶴田自身も、故障に苦しんだ。1年時には腰のヘルニアの手術を、昨年は踏み切り足の左ひざを痛めた。今でも痛みがある。それでも「今年は高校最後。ガムシャラにやるしかないんです」と話す。昨年のインターハイは予選落ち。「入賞したい。でも庸平と勝負できればいい。勝ちたい」。好敵手との勝負を制することが、1番の目標だ。【清水智彦】

[2006年6月19日11時31分 紙面から]


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