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育英圧倒!2年ぶりV王手/高校ラグビー

前半28分、仙台育英の鈴木がゴールを成功させ、28-3とリード
前半28分、仙台育英の鈴木がゴールを成功させ、28-3とリード

<東北高校ラグビー>◇2日目◇16日◇秋田・男鹿総合運動公園陸上競技場◇1部準決勝ほか

 2年ぶりの王座を狙う仙台育英(宮城)が35-3で秋田工を下し、明日18日の決勝に進出した。前半に4連続トライを挙げて大量リードし、後半も無失点で完勝。鈴木亮太郎(2年)は5度のキックをすべて成功させた。秋田は平工(福島)に33-0で完封勝ちした。

 最後も鈴木が締めた。後半14分、右サイドの難しい角度から約35メートルのゴールを難なく決めた。178センチ、95キロというプロップらしい体格から安定感抜群のキックを5度、繰り出した。

 「ずっと好調ですから」。同じ第1列のフッカー森太志主将(3年)は頼もしそうに後輩を見詰めていた。自身は序盤で左ひざを強打し走力が激減したが、鈴木ら周囲のサポートもあり、最後までプレーを続行。危なげない展開に、仲間の成長を感じていた。

 特に目立つのはBKの躍進だ。春先からFWに比べて弱いとされていたが、徐々に陣容が整ってきた。スピードのある堀切太郎(3年)をSOに固定。キック力もついてきたことから、プレー選択に幅が出てきた。この日はBKの展開から3トライを奪った。勝負の見えた終盤に1年生SH吉永龍二を投入するなど、選手層も厚みが増している。

 昨年は決勝にも進めず、大会連覇が5でストップした。しかし今年はチーム力に絶対の自信を持つ。「現時点で全国8強ぐらいの力はあると思う」と丹野博太監督(40)。決勝の相手も地元の秋田に決まったが、もちろん遠慮するつもりはない。【高宮憲治】

[2006年6月17日11時13分 紙面から]


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