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盛岡商・成田が「ポスト中山」目指す

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盛岡商サッカー部の3年生たちは、優勝記念碑の周りで記念撮影。右が斎藤監督
盛岡商サッカー部の3年生たちは、優勝記念碑の周りで記念撮影。右が斎藤監督

 盛岡商FW成田大樹(3年)が、「ポスト中山」を目指す。盛岡商サッカー部は2月28日、盛岡市内の同校で、全国高校選手権優勝記念碑の除幕式を開催。岩手県勢初の快挙を達成したメンバーが、顔をそろえた。全国制覇に貢献した成田は今春、Jリーガーを多数輩出している流通経大に進学。「登竜門」を経て、磐田FW中山雅史(39)のような、泥臭いプレーが得意のJリーガーになるつもりだ。

 今年1月8日の全国選手権決勝の作陽(岡山)戦。成田が後半40分、快速ドリブルで左サイドを突破し、優勝決定ゴールをアシストしたシーンは、記憶に新しい。試合終了まで走り続けるスタミナは、盛商サッカーの原動力だった。現在は茨城県内の流通経大の寮に入り、すでに大学の練習に参加。次の舞台で挑戦を続けている。「高卒でプロになっても、生き残れるかどうか分からない。大学で鍛えてからプロに行くつもりだったし、流通経大が一番プロに近いと思った」。流通経大の今年の卒業生からは、5人がJリーガーになる。プロ登竜門のチームで、成田は自らを磨き続ける。

 目標にしているのは、磐田FW中山だ。ベテランになっても運動量は衰えず、相手DFに体を投げ出すようにしてゴンゴールを奪う。成田のプレースタイルと一致する部分が多い。「中山さんのように泥臭い選手になりたい」。全国選手権は1得点に終わったが、最終ラインの裏に何度も飛び出し、得点機を演出した。父健一さん(50)が現役の新幹線運転士で、快足FWの「原点」として話題になった。

 流通経大からは昨年10月、DF鎌田次郎(3年)がU-21日本代表入り。GK林彰洋(1年)は今年2月、日本代表候補に選ばれた。将来有望な選手が多く、成田にとってもいい刺激になりそうだ。「代表入りは意識せず、大学日本一を目標にしたい。日本一を決める試合でプレーしたい」。タイトル獲得を花道に、プロ入りへ。青写真はできている。【柴田寛人】

[2007年3月1日13時17分 紙面から]


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