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盛岡商に市民栄誉賞検討/高校サッカー
<高校サッカー:盛岡商1-0八千代>◇準決勝◇6日◇国立
全国高校サッカー選手権で、盛岡商が岩手県勢としては60年(昭和35年)度の遠野以来の決勝進出を果たした。首都圏開催となった76年度から、東北勢で決勝進出を果たしたのは初。県勢では実に46年ぶりの快挙に、盛岡市から表彰を受けることになりそうだ。同高は昨夏の高校総体でベスト8に進出し、同市体育協会より優秀団体賞を受賞している。関係者は「ここまでくると、もう体協のレベルではない」と、イレブンの健闘をたたえている。
試合終了の瞬間、降り続く雨の国立競技場に、盛岡商応援団の大歓声が響いた。OB、生徒、職員、父母会約300人は、万歳三唱で勝利を祝福し、中には涙を流す姿も見られた。岩手県勢としては60年度の遠野以来46年ぶりの決勝進出という快挙に、盛岡市民も勇気づけられている。
まさに今年は岩手イヤーだ。4月から岩手県を舞台にしたNHK朝の連続ドラマ「どんと晴れ」が放送される。盛岡市サッカー協会4種委員長で、同市総務部に勤務する高橋賢一さん(55)は「NHKの放送を機会に、盛岡ブランドというものを、全国に発信したいと思っていた。そんな折、盛岡商が決勝進出を果たしてくれた。このアピール度は大きなもの。市がチームに新たな賞を設定することになるかもしれません」と、市民栄誉賞表彰の可能性について言及した。
大会前、細川仁校長、斎藤監督、藤村健友主将(3年)の3人は谷藤裕明市長を訪問し活躍を誓った。今回の快挙で、大会後も招かれることは確実で、そこでなんらかの打診がありそうだ。盛岡市では過去スポーツでの表彰はなく、もし盛岡商が受賞した場合初めてとなる。ちなみに、盛岡市体育協会は、昨夏の高校総体8強進出で、同高に団体賞を授与している。同協会は、現在イタリア・セリエAのメッシーナで活躍する小笠原満男(27)も表彰している。
盛岡名物といえば、盛岡冷麺(めん)、わんこそば、南部鉄器などが有名だが、盛岡商の快進撃で「サッカー」が新たに加わることになりそうだ。【塩谷正人】
[2007年1月7日10時43分 紙面から]
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