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青森山田ロスタイムに悪夢/高校サッカー

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静岡学園に敗れ、泣きながらグラウンドを後にする青森山田GK大久保隆一郎
静岡学園に敗れ、泣きながらグラウンドを後にする青森山田GK大久保隆一郎

<高校サッカー:静岡学園1-0青森山田>◇4日目◇3日◇さいたま市駒場スタジアムほか◇3回戦

 青森山田は静岡学園に0-1で惜敗した。昨年の多々良学園(現高川学園=山口)戦に続き、2年連続ロスタイム失点で、5年連続3回戦で敗退した。

 0-0で迎えた後半ロスタイム、青森山田を悪夢が襲った。左サイドからのクロスボールに相手FW大石治寿(2年)が強引ともいえるヘディングシュート。山なりのボールが、再三好セーブを見せていたGK大久保隆一郎(3年)の手をかすめてクロスバーに当たった。跳ね返ったボールを大久保隆が懸命にキャッチした場所は、無情にもゴールラインを越えていた。

 またしても後半ロスタイムの失点。試合終了の瞬間、イレブンは崩れ落ちたまま、しばらく動くことができなかった。黒田剛監督(36)は「なんでこうなるのか。油断したわけでもないし、DFの枚数が足りなかったわけでもない。クロスが上がった瞬間は問題ないと思った。不運としかいいようがない」とぼうぜんとしていた。

 個人技に勝る優勝候補相手に、組織的な守備で対抗した。1人が抜かれても、2人目、3人目がきっちりカバリングして攻撃の芽を摘んだ。カウンターからチャンスもつくり、得点の可能性を感じさせた。J1川崎F入り内定の相手MF杉浦恭平(3年)をマンマークで封じ込んだMF李沢忍治(3年)は「技術は高かったが、仕事はさせなかった」と目を潤ませながらも胸を張った。

 これで5年連続3回戦敗退。黒田監督は「優勝することをあきらめないように、また地道に練習していきたい」と唇をかみしめた。今大会2得点の2年生FW佐々木絢也は「来年こそ勝ち進み、先輩たちに国立で応援してもらいたい」と雪辱を誓った。【塩谷正人】

[2007年1月4日11時23分 紙面から]


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