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盛岡商スピードで利府に快勝

前半、雪が積もり始めたフィールドでシュートを放つ盛岡商FW成田(5)
前半、雪が積もり始めたフィールドでシュートを放つ盛岡商FW成田(5)

 年末の全国高校サッカー選手権に出場する東北の2校が9日、練習試合で激突した。盛岡商(岩手)が宮城スタジアムで利府(宮城)と対戦。FW成田大樹(3年)の2得点などで3-0と快勝し、順調な仕上がりを見せた。利府は修学旅行で先発3バックのうち2人が欠け、守備が安定しなかった。今日10日には利府-秋田商、16日には利府-羽黒(山形)が同スタジアムで行われる。

 仙台周辺は午前中に雪が舞い始め、冬芝は白一色。そんな劣悪なコンディションでも、盛岡商のスピードあふれるサッカーは健在だった。前半4分、MF林勇介(2年)の左センタリングをFW成田が頭でゴール右隅へ流し、先制点をゲット。同15分にも成田がドリブルで相手守備陣を突破し、GKとの1対1で冷静にゴールを決めた。「これからは練習試合が少なくなる。1戦1戦集中したい」。県予選2得点の3年生は、表情を引き締めた。

 後半25分にもFW大山徹(3年)が左サイドから得点し、チーム3点目。守備陣は気を緩めず、無失点で80分間を終えた。DF藤村健友主将(3年)は「FW陣が決定的な場面で外していた。もっと点差が開いていたはず」とどん欲だった。全国選手権には2年ぶり15度目出場の古豪。目標を日本一に据えているだけに、練習試合の内容にこだわっていた。

[2006年12月10日11時43分 紙面から]


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