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尚志初V!湯本に雪辱/高校サッカー

- 2得点で優勝に貢献した尚志FW安藤(中央)は、歓喜のベンチに迎えられる
<全国高校サッカー福島県大会:尚志4-0湯本>◇最終日◇4日◇広野町・Jヴィレッジスタジアム◇決勝(40分ハーフ)
2年連続の同カード決勝は、尚志が4-0で湯本に雪辱し、創部9年目で初の全国大会出場を決めた。安藤隆也(3年)が先制ゴールを含む2得点。内山俊彦(2年)も4試合連続ゴールするなど、攻撃サッカーの軸になる2トップが活躍。守備陣も無失点に抑えて、悲願の全国切符を勝ち取った。
今夏の県高校総体決勝を含め、尚志が悔しさを味わい続けてきたJヴィレッジスタジアムのピッチに、初優勝を告げる試合終了の笛が鳴り響いた。4-0とリードし、勝利を確信したはずのイレブンだが、涙を交えて歓喜を爆発させた。創部当初からチームを率いる仲村浩二監督(34)も「本当に長かった。死んでもいいと思うくらいにうれしい」と初の胴上げに酔いしれた。
ともに攻撃サッカーを身上にする因縁の対決。先制攻撃を仕掛けたのは尚志だった。前半24分、左ロングスローからDF渡部耕平(2年)を経由したセットプレーに安藤が反応。続く31分には、中盤から見事なダイレクトパスをつなぎ、最後は安藤からパスを受けた内山が、相手GKとの1対1をものにして、主導権を握った。後半26分には逆に、内山からのクロスを受けた安藤がダメ押しゴールを決める2トップの競演。昨年からレギュラーの安藤は「去年も夏の決勝も得点できなかったので決めたかった。ポスト役をこなせました」と2試合連続ゴールに笑顔。今大会、チーム最多の5得点目をマークした内山は「やっぱりサッカーは面白い。でも、もっと走れたかな」と余裕を見せた。
守備的MF石橋一馬(2年)が2日前の練習で右足甲を疲労骨折。昨年の決勝もエースストライカーを故障で欠いて敗れただけに不安はあったが、右サイドバックの西田潤(2年)が相手左攻撃をシャットアウト。石橋に代わって先発した杉江佑馬(1年)も見事な働きを見せた。
仲村監督は「うちは前に行きたいやつらばかりで、守備的になりようがないが、DF陣が踏ん張ってくれた」と語った。自身が2年連続出場した習志野(千葉)3年時以来の選手権だ。「勝たないと分からないことはいっぱいある。1つでも多く勝って経験してほしい」と全国舞台を見据えた。【佐々木雄高】
[2006年11月5日11時33分 紙面から]
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