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仙台ユース初の決勝進出/U18サッカー

- FW鈴木弾はPK戦で決勝シュートを決める
<宮城スタジアムカップU-18サッカー大会:ベガルタ仙台1-1(PK3-1)国見>◇3日目◇22日◇利府町・宮城スタジアムほか◇1位決定トーナメント準決勝ほか
地元ベガルタ仙台ユースが国見(長崎)を3-1のPK戦で下し、初の決勝進出を決めた。1点ビハインドの後半38分。FW鈴木弾(明成3年)と八代拓弥(仙台工2年)の2トップの連係プレーで同点に追い付き、PK戦では4人目の鈴木弾が決勝シュートを決めて勝利をものにした。
地元開催の大会で、若きベガルタ戦士たちが粘り強さを発揮した。2-1で迎えたPK戦4人目。鈴木弾が、その名のとおりの決勝弾をゴール右隅に決めてガッツポーズ。「試合中のPKは好きだけどPK戦は嫌い。最初は6人目でいいやと思っていたけど、絶対に決めるつもりで蹴った」と決勝シュートを振り返った。
敗戦の色濃い土壇場の後半38分。2トップのホットラインがつながった。右サイドをドリブル突破した鈴木弾が、絶妙のグラウンダーパスをゴール前に供給。相手DFを振り切りながら飛び込んできた八代が右足で強引に押し込み、起死回生のPK戦に持ち込んだ。02年W杯の会場になった宮城スタジアム初プレーの八代は「前半シュートを外していたので何としても決めたかった。最初は違う雰囲気に戸惑ったけど、ピッチは最高だった」と今大会初ゴールを喜んだ。
鈴木弾は昨夏、中学時代に「エスぺランサいわき」(福島県いわき市)で同期だったFW鈴木勇希(明成3年)と「一緒にプレーしたい」と尚志から転校。その鈴木勇が前日21日の予選リーグで左足首を痛めて欠場する中、鹿児島実戦の同点弾に続く、同点アシストとPK戦の決勝シュートで結果を残した。
昨年の準決勝では前橋育英(群馬)に敗れて決勝進出を逃したが、今大会ではその相手に予選リーグで雪辱して波に乗る。山路嘉人監督(35)も「地元開催の大会を盛り上げるためにも負けられない気持ちはある。ここまできたら狙いたい」と優勝に意欲を見せる。鈴木弾は「(高校の)部活とは違ったクラブチームのプレースタイルを証明したい」と今日23日の滝川二(兵庫)との決勝戦を見据えた。【佐々木雄高】
[2006年8月23日11時51分 紙面から]
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