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聖光学院渡辺、佑ちゃんに学ぶ!
昨夏甲子園で満塁本塁打を放った、聖光学院の渡辺侑也内野手(3年)が1日、福島県伊達市の同校で卒業式を迎えた。進路先の早大では既に「ハンカチ王子」に弟子入り。新天地での活躍を誓い巣立った。
卒業式後、室内練習場で行われた送別会。169センチと小柄な渡辺が、お立ち台に登った。「おれは大学で頂点を目指して頑張る! だから、おまえらも甲子園で頑張れ! 以上!」。22日開幕のセンバツに出場する後輩たちに、照れ隠しのように大声でエールを送ったが、直後に首脳陣から贈られた最後の言葉には、涙をこらえきれなかった。
「やって来たこと、すべてがいい思い出ですね」。昨夏甲子園の青森山田戦では、東北勢初となる満塁本塁打を放った。日本代表として出場した日米親善高校野球では、打率6割をマーク。昨年11月、早大に合格し既に2月10日から練習に参加している。
「きついです。早く慣れないと」と、苦笑いを浮かべるが、同じく甲子園を沸かせた1年先輩の斎藤佑樹投手(1年)に、早くも弟子入り済みだ。「優しい方で、すぐになじんでくれました。野球に対するひたむきな姿勢は、勉強になります」。寮の部屋は隣で、先月14日のバレンタインデーには、大収穫の先輩からチョコレートを分けてもらったという。
早大は、3日から沖縄でキャンプを行う。渡辺が帯同メンバーに入るかは未定だが「1年目から自分の力を出し切れるように、頑張るつもりです」。入団直後からエースとして活躍して優勝に貢献した斎藤先輩のように、即戦力としての活躍を誓った。高校3年間で培ったチームの合言葉「下克上」の精神を胸に、大学野球の頂点を目指す。【由本裕貴】
[2008年3月2日12時42分 紙面から]
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