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小林が球速アップ目指し「冬」乗り越える
<08年の主役たち:合川高小林直哉投手>
部員16人、山あいにある合川(あいかわ)高に、今年の秋田の高校野球界で、NO・1の呼び声高い投手がいる。小林直哉(2年)だ。最速141キロの直球と、横に大きく曲がるスライダーが武器。昨年からプロ注目だったが、今年に入りマリナーズからも、試合日程を教えて欲しい、との連絡が学校に来たという。小林効果か、今春は東北、盛岡大付、一関学院、光星学院など、強豪校との練習試合も予定されている。
だが右腕でプロとなれば、直球で最低4、5キロのスピードアップが必要だ。「最終的にはプロが夢。まだ厳しいですね」と本人も自覚する。それでもこの冬の体力づくりで自信をつけた。1年の冬は右アキレスけんを痛め、練習もままならなかった。初めての本格的な「冬」でランニングと筋力トレを繰り返す中、身長が1センチ伸び、体重は3キロ増えた。桜田義信監督(54)は「腰回りがかなり大きくなった」という。小林も「145キロは出ると思っている。楽しみ」と、春を待ち望んだ。
雪に埋もれたグラウンドで、毎日キャッチボールを欠かさない。時にビニールハウスに入り、打撃投手を務める。多いときで120球を投げた。軸が前に折れる投球フォームを、自ら修正中だ。「甲子園に出たい。バックを信じて、負けない投球ができるように」と小林。同校は11年には周辺校と統合される。その前に「合川の小林」を全国にアピールする。【清水智彦】
[2008年2月24日11時24分 紙面から]
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