- 東北メニュー
-
一関学院は2度目の希望枠/センバツ
「想定外」の希望の光が差し込み、うれしいドタバタ劇が演じられた。第80回選抜高校野球大会(3月22日開幕、甲子園)の出場校が25日、発表され一関学院(岩手)の希望枠での出場が決まった。春は2度目の出場。昨年の秋季東北大会準決勝で敗れていたため、選出は困難と思われていた中での“まさかの吉報”に学校関係者が対応に追われた。
普段通り室内練習場で素振りをしていた時、コーチの携帯電話が鳴った。「いい報告がきたぞ!」。それがセンバツ切符獲得と分かった瞬間、感激を抑えられずに泣きだしたり、言葉にならない喜びの奇声が、室内にこだました。すぐさま選手たちは、学校とグラウンドの往復に使用しているバスに乗り込んだ。
午後3時52分。ドタバタ劇は当然、吉報が入った学校でも展開された。「今回はまったく選ばれると思っていなかった」と、あたふたする小野寺佳代子校長の大号令で、急きょ校長室を会見場に衣替え。6キロ離れたグラウンドからバスで向かっている選手たちを待ち受ける沼田尚志監督も「まさか、まさかです」と右往左往するばかりだった。
昨秋の東北大会準決勝で聖光学院に敗れた時点で、沼田監督の頭は夏の甲子園に照準を替えていた。だからこそ、この冬の練習はティー打撃や基本の守備練習のほかにはボールを握っておらず、体づくりに力を注いでいた。開幕まで2カ月もないが「ボールを使った練習などスケジュールはまだ白紙です」と今後の調整変更にうれしい悲鳴だ。
午後4時42分。選手の熱気で窓ガラスが白く曇ったバスが学校に到着した。どこが評価されての出場かと問われた沼田監督は「出ると思っていなかったので、データを計算してませんでした」と笑みをこぼした。守備力を評価されての希望枠で2回出場は全国でも初めて。守りの堅さを最大の武器にして、一関学院が春1勝に挑む。【山崎安昭】
[2008年1月26日13時3分 紙面から]
【PR】
最新ニュース
- 東北は4年ぶり18度目/センバツ [26日12:54](写真あり)
- 聖光学院が県勢初の2年連続/センバツ [26日12:55](写真あり)
- 海鵬が幕尻7勝目/大相撲 [26日11:55]
