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秋田・大曲工が21世紀枠候補に選出
来年3月22日に開幕する第80回選抜高校野球の「21世紀枠」の全国9地区候補校が14日、日本高野連から発表され、東北地区は大曲工(秋田)が選出された。同校は、この2年で4度の東北大会のうち3度出場。県大会も春、秋に各1度優勝するなど近年の好成績を評価された。センバツ出場が決まれば、秋田の県南地区では63年の大曲農以来45年ぶりのことになる(夏は69年に横手が出場)。出場校は来年1月25日の選考委員会で決定する。
秋の東北大会で8強に進出した大曲工の選出は“順当”と言っていいだろう。同校ナインはこの日、雪と水たまりが残るグラウンドと室内練習場で、スイング中心に練習を行った。来年が創部45年目だが、甲子園出場は春、夏ともない。阿部大樹監督(36)は「選ばれたことで、甲子園を目の前の目標としてとらえることができる」と淡々と語った。
同校のみならず、甲子園は県南地区勢の悲願だ。秋田県は県内3地区に分けられるが、秋田や秋田商、金足農など秋田市内を中心とした中央地区勢と、県北地区の能代が県高校野球史の多くを占めている。県南で育った選手も、中央地区の強豪校を目指すケースが多い。これまで県南地区の甲子園出場校は、わずかに2校。春となれば、63年の大曲農以来出場がない。くしくも同年に大曲工野球部は創部されている。
今回の21世紀枠は80回記念大会で3枠。9地区を3分割して代表を選ぶ。大曲工は北海道、関東・東京の候補校との争いだ。選考結果次第という、もどかしい状況だが「全国の猛者(もさ)に負けない取り組みをする」と阿部監督。主将の佐々木浩晃捕手(2年)も「選ばれればうれしいが、全国目指してやっていくことは変わらない」と穏やかなトーンで意気込みを口にした。【清水智彦】
[2007年12月15日12時3分 紙面から]
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