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慶大・佐藤翔がJR東日本東北

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明大対慶大 慶大の佐藤翔(07年04月30日)打撃フォーム
明大対慶大 慶大の佐藤翔(07年04月30日)打撃フォーム

 東京6大学野球の慶大・佐藤翔外野手(4年=秋田高)が、社会人野球のJR東日本東北(宮城・仙台市)に内定、来春からプレーすることが5日、分かった。佐藤は主に4番を務め、リーグ戦通算11本塁打。190センチ、94キロの恵まれた体格でプロから注目を浴びた。今秋リーグ前、今年から大学生にも義務付けられたプロ志望届は提出しないことを決断、社会人1本に絞っていた。

 秋田が生んだアマチュア野球界きっての大砲が、みちのく社会人野球界の雄JR東日本東北で腕を磨く。佐藤は今春リーグ戦で、史上初となる1季2満塁本塁打の離れ業をやってのけた。通算11本塁打は、80年を超える歴史あるリーグで21位。昨年秋の法大戦では、推定150メートル弾を、左翼に放ったこともある。190センチの体格ながら、50メートル走を6秒前半で走るなど、運動能力は高い。

 プロのスカウトから「遠くに飛ばす力はアマチュアトップクラス」という評価もあった。そんな中、関係者によるとプロ志望届を提出しないことを、早々に決めたという。夏、慶大では4年生が相場勤監督(43)と進路相談をする。佐藤自身はプロ希望もあったが、話し合った結果、社会人でのプレー継続を決断した。「まだ打撃に粗さが見られる。社会人でもっと確実性を増して欲しい」と、東京ガスでプレーした同監督の言葉を受け止めたという。

 今秋、打撃不振に陥った。昨秋から務めた4番の座を渡し、スタメンから外れることもあった。打率は1割5分4厘。それゆえ、社会人での飛躍に燃える。シーズン終了後、関係者に「社会人のレベルは高い。僕はまだまだ。レベルアップして活躍したい。その次への向上心を持ちながらやっていきたい」と話している。「その次」とはプロ。未完の大砲が、生まれ育った東北の地から、2年後のプロ入りを目指す。

[2007年11月6日12時33分 紙面から]




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