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八戸大が3年ぶり神宮切符/大学野球

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八戸大4回2死三塁、5番岩佐の中前打で村尾が生還し、次打者道広とタッチ
八戸大4回2死三塁、5番岩佐の中前打で村尾が生還し、次打者道広とタッチ

<東北・北海道地区大学野球王座決定戦:八戸大2-1東北福祉大>◇最終日◇14日◇青森県総合運動公園野球場◇決勝

 八戸大(北東北大学)が延長10回、2-1で東北福祉大(仙台6大学)を破り優勝、3年ぶり2度目の明治神宮大会出場を決めた。10回表2死一、二塁から3番岩本康平(3年=上宮太子)の中前打で勝ち越し。左腕エース桜田裕太郎(2年=横浜)が完投した。八戸大は11月10日開幕の明治神宮大会に出場する。

 八戸大が桜田の好投と驚異的な粘りで神宮の切符をもぎ取った。4回表に5番岩佐一樹(1年=旭川実)の中前適時打で1点先制したが、8回裏2死一、三塁で桜田が痛恨のけん制悪送球。試合は振り出しに戻った。打線は8回から登板の東北福祉大・柳沢一樹(1年=上田千曲)に抑え込まれ、9回も3者凡退。流れは福祉大に傾いたかに見えた。

 だが桜田の気迫の投球が流れを呼び戻した。9回裏2死後、2失策で一、二塁のピンチも、渾身(こんしん)のスライダーで空振り三振にきって取った。続く10回表、岩本の執念の一打で勝ち越し。10回裏は3人で仕留め、4安打完投。優勝の瞬間、ナインはうれし涙を流した。

 「何と言っていいか。不思議です。震えています」と藤木豊監督(42)は神妙な表情。守備では7~9回の3イニングに5失策、攻撃では8回無死一塁から2者連続3バント失敗。「普通なら負けている。しかし1、2年が4人の若いチームが、これまでの1戦1戦を糧によく成長してくれた」と声を詰まらせた。

 大会MVPの桜田は「福祉大には技術より気持ちで向かって行った。明治神宮大会もこの気持ちで行けば、結果はついてくるはず」と神宮のマウンドへ闘志を見せた。【北村宏平】

[2007年10月15日11時54分 紙面から]


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