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東北福祉大・佐藤勇が初弾でV/大学野球

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東北福祉大の佐藤(左)が仙台大の斎藤(右)から先制のリーグ初本塁打を放つ
東北福祉大の佐藤(左)が仙台大の斎藤(右)から先制のリーグ初本塁打を放つ

<仙台6大学野球秋季リーグ:東北福祉大4-3仙台大>◇最終節◇2日目◇29日◇仙台市・東北福祉大野球場

 東北福祉大が4-3で仙台大を振り切り、最終戦を待たずに3季連続53度目の優勝を決めた。9勝1敗1分けとし、2位以下を勝率で上回った。2番佐藤勇治右翼手(3年=岩手・専大北上)が先制2ランを含む3安打の活躍。通算打率でも4割6分2厘のリーグトップに躍り出た。

 負ければ逆王手をかけられる初戦で、東北福祉大の投打がかみ合った。3回表2死二塁。佐藤勇がカウント2-1から強振した打球は、左翼ポール直撃の先制2ランになった。リーグ初本塁打で打率トップに躍り出た佐藤勇は、この日3安打2打点2犠打と全打席で活躍。前節まで3冠だった先輩の山崎宏員(4年=智弁和歌山)を抜いた。佐藤勇は「最初はファウルかなと思った。今日はテレビ(中継)があったのでうれしい」と記念アーチを振り返った。

 前節まで不本意な内容だったが、山路哲生監督(41)から「練習は足りている。打とうと思わないで打てると思え」とアドバイスを受けて迷いが吹っ切れた。これまで新人戦での本塁打はあるが、寮の浴室で、現在リーグ本塁打トップ(4本)の山崎に「意味ないじゃん」と言われて奮起。逆に試合後は「KY(空気が読めない)」と皮肉られた。

 投手陣も主戦の望月崇仁(4年=山梨・身延)が8回1/3を6安打3失点と粘投。1点差に詰め寄られて9回途中降板したが、最後は1年生左腕・森山一茂(大分・楊志館)が2死満塁のピンチをしのぎ切った。

 全国制覇を目指す常勝軍団だが、山路監督は「まわりも力を付けてきた。全体のレベルが上がればリーグも盛り上がるし、全国でも通用する。こういう試合を続けて、精神的にも成長できると思う」と、神宮出場をかけた東北・北海道代表決定戦(10月12~14日、青森県営野球場)を見据えた。【佐々木雄高】

[2007年9月30日11時34分 紙面から]


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