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「キクチ」対決は一関学院制す/高校野球

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一関学院の1年生エース菊地は勝利が決まった瞬間、絶叫しながらガッツポーズ
一関学院の1年生エース菊地は勝利が決まった瞬間、絶叫しながらガッツポーズ

<秋季高校野球岩手、青森、秋田大会>◇15日◇岩手・前沢野球場、青森・八戸市長根公園野球場、秋田・こまちスタジアムほか

 岩手は一関学院の1年生エース、菊地翔太が1失点完投した。4-1で今夏甲子園出場の花巻東に快勝、2年ぶりのセンバツを目指す。青森は昨年3位で東北大会に出場した弘前実が、2本塁打を含む15安打の猛攻でむつ工に12-2、6回コールド勝ちした。秋田は今大会部員が最も少ない16人の合川が5-4のサヨナラで平成を下し、8強進出。9回1死二塁、6番福原将弥捕手(2年)が左中間を破り、勝負を決めた。

 1年生同士の「キクチ」対決は、一関学院の翔太が制した。菊地は5回まで毎回走者を背負いながらも、最速137キロの直球を軸に無失点を続けた。一方の花巻東は、4回1死満塁で先発の高橋駿から菊池雄星に継投。一関学院の菊地が、今夏の甲子園に出場した菊池雄と投げ合った。「意識せず、我慢して、チームの勝利を優先しました」。8四死球を与えたが、8回の失策絡みの1失点(自責はゼロ)だけで抑えた。9回、153球の熱投を遊ゴロで締めると、ガッツポーズを繰り返した。

 今秋の地区予選でデビューし、先発3試合目が花巻東との強豪対決。9回7安打1失点8奪三振と好投した。「気持ち良かったです。仲間を信じて投げました」。8日の第1代表決定戦(対千厩=せんまや)は、9回1死まで無安打無得点を続けた後、4失点してサヨナラ負け。打者との勝負を優先したことを反省し、この日はセットポジションで丁寧な投球を心掛けた。

 「あの試合は、周りが見えていなかった。今日は自分からタイムを取る余裕がありました」。一関学院を昨年春のセンバツに導いた太田裕哉投手(日産自動車)にあこがれ、同校を選んだエース右腕。今秋はもう1人の「キクチ」に注目だ。【柴田寛人】

[2007年9月16日13時14分 紙面から]


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