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青森山田、苦戦経験生かし優勝候補撃破!

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フリー打撃前、渋谷良弥監督(中央)の指示に聞き入る青森山田ナイン
フリー打撃前、渋谷良弥監督(中央)の指示に聞き入る青森山田ナイン

 地元報徳学園(兵庫)と対戦する青森山田は、優勝候補撃破に燃える。昨夏3回戦逆転で負けた駒大苫小牧(南北海道)戦の経験を生かし、完全アウエー状態を乗り切る。

 青森山田は、大阪・豊中市の豊中ローズ球場で約2時間、実戦練習中心に汗を流した。5日に相手は地元の報徳学園と決まった。プロも注目する2年生左腕、近田怜王(2年)を擁する優勝候補だ。この日の練習には、地の利を生かして相手の偵察部隊も来た。試合のある大会5日目、12日は日曜日。地元ファンの来場が多数予想される。渋谷良弥監督(60)は「アウエーでやらないといけませんね。ただ去年も経験していますから」と語った。

 昨年の3回戦、駒大苫小牧戦だ。4回表まで7-1としながら、9-10のサヨナラで敗れた。駒大苫小牧は当時、田中将大(楽天)を擁し夏3連覇を狙い、熱狂的な人気があった。1番一塁手で出場、9回に田中から二塁打を放った近藤龍義右翼手(3年)は「みんな駒苫に拍手を送ってましたから」と振り返った。観衆3万9000人のうち青森山田応援席を除き、バックネット裏から外野まで“敵”と化した。その声援も勝負に大きく影響した。

 兵庫・神戸市出身の近藤にとっては少々複雑だが「アウエーは覚悟。あの経験をどう生かすかでしょう」と冷静だ。楽しみもある。1つ下の近田とはシニア時代に2試合対戦、計3安打を放った。前日、相手の県準決勝、決勝のビデオを見た。「思っていたより球はもうひとつ。初球から思い切り行きますよ」と核弾頭は自信を見せた。【清水智彦】

[2007年8月7日12時13分 紙面から]


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