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仙台育英、智弁和歌山の左腕投手対策着手

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シートノックの後、佐々木順一朗監督(中央)の話しを聞く仙台育英ナイン
シートノックの後、佐々木順一朗監督(中央)の話しを聞く仙台育英ナイン

 第89回全国高校野球選手権(甲子園)が8日、開幕する。強豪智弁和歌山と対戦する仙台育英(宮城)は6日、左2枚を擁する相手投手陣対策に着手。プロ注目右腕、佐藤由規(3年)を打線が援護する。

 仙台育英はこの日、大阪・萩谷総合公園野球場でフリー打撃など約2時間調整した。智弁和歌山は県大会準決勝、決勝と岡田俊哉(1年)芝田崇将(2年)の両左腕の継投で勝ち抜いてきた。今春センバツ1回戦で、左腕田中健二朗(3年)擁し優勝した常葉学園菊川(静岡)に封じ込まれただけに、佐々木順一朗監督(47)は「また左みたい」と苦笑い。だが、選手たちは「左歓迎」と鼻息は荒かった。

 フリー打撃では、左腕加藤陽亮(3年)が立った。左対策として打撃投手に起用されたのだ。打席に立った遊佐光哉遊撃手(3年)高橋巧右翼手(3年)らが右に左に次々と快音を響かせる。高橋巧は「センバツ以降、左対策はやってきた。正直左がきたらいいなと思っていた」という。左打者の遊佐も「実は得意なんです」と、左腕攻略に自信を見せた。

 成果を見せたのは、県大会準決勝の東北戦だ。みちのくトップレベルの相手左腕3人に10安打を浴びせ3-2で勝利した。佐々木監督も「打線の調子は悪くない。相手投手とうまくかみ合ってくれれば」と期待を込めた。エース佐藤由規(3年)の負担を軽くするためにも打線の援護は必要不可欠。北陽高(大阪)で行った前日5日のフリー打撃で、さく越え4本を放った武子仁大主将(3年)は「対左腕は県大会で自信を深めた。由規を援護しますよ」と力強く言った。【塩谷正人】

[2007年8月7日11時53分 紙面から]


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