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花巻東菊池は仙台育英佐藤由と投げたい

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甲子園練習でマウンドから投球する菊池(右)
甲子園練習でマウンドから投球する菊池(右)

 花巻東(岩手)と日大山形が4日、全国高校野球選手権(8日開幕)の甲子園練習を行った。花巻東は注目の145キロ左腕、菊池雄星投手(1年)がマウンドの感触を確かめ、佐藤由規投手(宮城・仙台育英3年)との対戦を熱望。日大山形は、昨夏2回戦で代打出場し佐藤由に三振を喫した粟野亮右翼手(3年)がリベンジを誓った。組み合わせ抽選は5日、行われる。

 背番号17の1年生左腕を、甲子園が優しく迎えた。練習の最後に、花巻東投手陣がマウンドで投球を開始。真っ先に上がったのは菊池だった。感触を確かめるように、しなやかなフォームから投げ込んだ。「柔らかくて、フカフカしていて。投げやすかった」とわずか4球にも満足げだった。

 県大会決勝で自己最速145キロをマーク。その左腕は155キロ右腕との対戦を望んだ。「佐藤由規さんと投げ合いたい。中学からあこがれた人。いずれは155キロも抜きたい」。岩手・見前中3年だった昨夏、宮城県大会決勝の仙台育英対東北戦を観戦した。延長15回0-0、引き分け再試合となった試合だ。「ピンチに動じない。バックを信じて投げ続けていた」と完封した佐藤由の投球スタイルにしびれた。

 高校進学の際、仙台育英や東北も視野にあった。だが地元岩手の高校を選んだ。「県内の選手だけで甲子園で勝ちたいと思った」。花巻東は部員92人すべて県内出身の選手だ。「岩手はレベルが低いと言われているけど、それを覆したい」と力強く語った。雄星(ゆうせい)という名は父雄治さんが「英雄のように、星のように輝いてほしい」との思いを込めてつけたという。輝くときはもうすぐだ。【清水智彦】

[2007年8月5日11時38分 紙面から]


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