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黒川31年ぶりに8強進出/高校野球

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黒川・針生の中前打で松橋(左)がサヨナラのホームを踏み、雄たけびを上げる
黒川・針生の中前打で松橋(左)がサヨナラのホームを踏み、雄たけびを上げる

<宮城大会:黒川4-3大河原商>◇24日◇フルキャストスタジアム宮城ほか

 黒川が延長10回、第4シードの大河原商に4-3でサヨナラ勝ち、31年ぶりに8強進出した。25日は青森で決勝が行われる。

 ヘッドスライディングでサヨナラのホームに生還した松橋冬馬左翼手(3年)が、ベンチに向かってほえた。本塁上で松橋中心に歓喜の輪ができる。優勝したような大騒ぎだ。田野誠監督(36)は「もう1度生徒たちと野球ができる。彼らにありがとうと言いたい」と感無量の表情で話した。

 殊勲打は針生祐太投手(3年)だった。10回裏2死二塁、気迫のサヨナラ中前打。「真ん中の真っすぐ。走者がかえってくれて、すごくうれしかった」。投げては144球の熱投で6安打3失点に抑え、公式戦初の10回完投勝利を飾った。

 後押ししたのは相沢大樹捕手(3年)だ。2-3で迎えた8回裏無死。「高校野球最後の打席かもしれない。思い切りいこう」と、アウトコースの直球をフルスイング。高校通算5本目となる起死回生の同点弾を左翼席に放り込んだ。

 大河原商には、3月の練習試合で2-20で敗れていた。その相手にサヨナラリベンジ。勢いに乗って今日25日の準々決勝で東北と対戦する。「レベルは格段に上。少しでもスキがあればそこを突きたい」と相沢。黒川野球部の新たな歴史に挑戦する。【塩谷正人】

[2007年7月25日12時5分 紙面から]


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