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八戸工大一、柳沢が大会新5号/高校野球
<青森大会:八戸工大一8-6八戸西>◇23日◇青森市営野球場
青森は、八戸工大一が8-6で八戸西を下し9年ぶりの決勝進出を決めた。7-6で迎えた9回表、先頭の4番柳沢翔太左翼手(3年)がバックスクリーンへ特大の今大会5号本塁打を放ち、ダメを押した。個人で5発は県大会記録。
白球がきれいな放物線を描いて、バックスクリーンに吸い込まれた。8回裏に7-6と1点差に詰め寄られた直後の9回表。八戸工大一の先頭、柳沢が鮮やかな1発で突き放した。ダイヤモンド1周の間に、珍しくガッツポーズを見せるほど、価値ある1発だ。
「打ったのは真ん中低めのスライダー。チームのムードがちょっと暗かったけど、あれでまた行け行けになった。自分の役割を果たせました」と柳沢。常にチームバッティングを心掛けるというが、5本目は大会記録と知らされると「本当ですか! うれしい」と目を輝かせた。
山下繁昌監督(53)は「9回裏に1点差で入るのと2点差では全然違う。当たりもそうだが、試合でも大きな1発でした」と4番柳沢の働きをたたえた。今大会、苦戦した木造戦(6-5)で同点と決勝の2ホーマーなど、勝負どころに強い。前の3打席が敬遠ぎみの四球で、満を持しての最後の打席だった。
昨秋は東北大会準決勝で敗れ、センバツを逃した。いよいよ決勝。柳沢は「野球は1人では勝てない。みんなで1球1球、1点1点積み重ねます」と、決意を表した。【北村宏平】
[2007年7月24日11時33分 紙面から]
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