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仙台育英エース佐藤由、146キロも不満

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仙台育英のエース・佐藤由は、42日ぶりに対外試合のマウンドに立った
仙台育英のエース・佐藤由は、42日ぶりに対外試合のマウンドに立った

 今春センバツに出場した仙台育英のエース右腕・佐藤由規(3年)が、42日ぶりの実戦登板で「夏」に向けて始動した。野球憲章に抵触する特待制度を採用していた仙台育英は、2日から対外試合を再開。宮城県多賀城市の同校グラウンドに秋田南と弘前学院聖愛(青森)を招き、総当たりの3試合を行った。佐藤由は初戦の秋田南戦に先発。5回5安打3失点で、最速146キロの直球などで6三振を奪った。

 今春センバツで最速150キロをマークした本格派右腕でも、実戦不足の影響は隠せなかった。佐藤由は2回に死球と一塁悪送球などで1点を先制された。続く3回には2点二塁打を浴び、3-3の同点とされた。相手の秋田南は、今春の秋田県大会地区予選で敗退。明らかな格下だったが、佐藤由が3者凡退に抑えたのは5回だけ。不満が残る77球だった。

 「力む癖が修正できなかったけど、5回はいい力加減で投げられた。あの感覚を早くつかみたい」。対外試合で投げるのは、4月21日の宮城県大会中部地区予選の東北学院榴ケ岡戦以来。その後、憲章違反の特待制度が判明し、5月31日までの対外試合をすべてキャンセルした。佐藤由は練習だけしかできないという状況を前向きに考えた。「冬期間のように、走り込みや投げ込みに集中しました。5月まであっという間に過ぎたので、早く試合がしたかったです」。実戦登板の喜びを感じていた。

 この日はプロ4球団のスカウトが熱視線を送った。横浜の高浦スカウトは「直球の伸びや変化球は素晴らしい。複数の球団が1位指名するでしょう」と話した。評価はさらに高まりそうだ。【柴田寛人】

[2007年6月3日12時7分 紙面から]


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