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八戸西初回5点13年ぶり4強/高校野球
<春季高校野球青森県大会:八戸西5-3弘前実>◇22日◇弘前市運動公園野球場
八戸西が弘前実を5-3で下し、13年ぶりのベスト4進出を果たした。1回表2死三塁から5連打で一挙5得点。2点差に追い上げられたが、9回裏は1年生の向祐貴投手が3人で仕留める好リリーフをみせた。
9回裏の緊迫のマウンドを、八戸西は1年生右腕・向に託した。結果は強打の弘前実を右飛、三振、三振に抑えゲームセット。歓声を上げながら、八戸西ナインが向の頭をポンポンとたたき、ねぎらった。
「2点差あったので気は楽でした。力まないで自分のピッチングをすれば抑えられると思った」と向はこともなげに言う。湊中時代の昨年、Kボールの八戸市選抜チームで全国大会に出場し準決勝進出を果たした。先の八戸地区予選では第1代表決定戦で光星学院を5安打1失点に抑え完投勝利を飾った。ずぶといルーキー右腕の県大会デビューだ。
1回表、鮮やかな集中打であっという間に5点。しかしその後なかなか得点できず、弘前実の反撃を必死に食い止めた。「初回にあまり見事に大量点を取れたので、その後が雑になった。でも今のナインは気持ちが強く、野球を楽しんでやれる。よく相手を抑えてくれました」と助川清隆監督(45)は笑顔を見せた。
94年の春季県大会で準優勝して以来の4強入り。このところベスト8止まりが続いていたが、壁を越えた。次はいよいよ青森山田と対決。「うちは発展途上のチーム。勝っても負けてもあと2試合できるということが大きい」と助川監督は無欲の挑戦の構えだ。
【北村宏平】
[2007年5月23日12時57分 紙面から]
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