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須賀川桐陽・小針193球完封/高校野球

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須賀川桐陽のエース小針は完封勝ちを決め、捕手の安藤主将と喜びを分かち合う
須賀川桐陽のエース小針は完封勝ちを決め、捕手の安藤主将と喜びを分かち合う

<春季高校野球福島県大会:須賀川桐陽1-0福島商>◇21日◇白河グリーンスタジアムほか

 福島は、須賀川桐陽が延長14回、1-0で福島商に競り勝ち、2年連続の8強進出を決めた。左腕エース小針拓真(3年)が計193球の力投。自身初の延長戦を散発3安打に抑え、公式戦初完封勝利を挙げた。今春センバツ出場の聖光学院は、白河に敗れた。

 待望の1点をものにした後の延長14回裏2死走者なし。須賀川桐陽の小針は、最終打者を一塁ゴロに打ち取り、自らベースカバーに入ってウイニングボールを手にした。福島商・谷口貴紀(3年)との左腕エース対決は、延長13回まで0が並ぶ緊迫した投手戦。自己最高の193球を投げ抜いた小針は「びっくりしています。でも相手が強かったのでやりがいがあり、楽しかった」と笑顔を見せた。

 延長10回裏には1死三塁のピンチで満塁策を選択。後続を空振り三振と二塁ゴロに仕留めて窮地を脱した。11回裏にも一打サヨナラの2死三塁をしのいだ。「(満塁策では)敬遠するのも緊張しましたが、中盤から集中力も高まってきて疲れは感じませんでした」。

 佐藤康弘監督(41)は「最後まで投げさせるつもりでした。本当に小針に尽きる。よく我慢してくれた。満点です」と絶賛した。秋を含めてチームタイ記録になる通算3度目の8強入りを決めた。初の東北大会出場(3位以内)の期待も高まってきた。準々決勝は26日双葉戦。同監督は「優勝や東北大会ということは考えないで、全力を尽くせればいい」と話した。【佐々木雄高】

[2007年5月22日12時11分 紙面から]


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