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青森商・高坂粘投で4強/高校野球

<春季高校野球青森県大会:青森商4-3五所川原工>◇21日◇白河グリーンスタジアムほか

 青森では青森商が4-3で五所川原工を下し、準決勝進出を決めた。エース高坂卓郎(3年)が10安打を打たれながら要所を締め、昨秋に続いての4強進出。伝統校が復活の勢いだ。

 青森商・高坂が本領を発揮した。毎回のように走者を出しながら、五所川原工の反撃を3点に食い止めた。最少リードで迎えた緊迫の9回裏は、3者凡退に打ち取った。ピンチの連続にも表情を変えなかった高坂だが、勝利の瞬間は跳び上がって喜んだ。

 前日(20日)の2回戦、三沢商戦は3-2で勝利。地区予選やリーグ戦でもロースコア、小差の試合が多い。浪岡鋭治監督(45)は「接戦や走者を背負っての守備には慣れている。ウチは守りのチーム。高坂は気持ちの強い選手だし、きょうもやってくれると思っていた」と、エースやナインを信頼する。

 高坂は「調子自体はよくなかった」という。それでもしなやかなフォームから切れのいい球を強気に投げ込んだ。キャプテンで5番打者と、まさにチームの大黒柱。9回裏の守備に散るナインには「1点リードしてるんだ。元気に行こう!」と声を掛けた。

 甲子園は73年夏の1度出場。近年はやや低迷が続いていた。しかし、昨秋に続いてのベスト4進出で、ナインはもちろん応援席の意気は上がる。準決勝はいよいよ光星学院と対決。「昨年秋よりさらに上を目指す。それしかない」と浪岡監督は闘志満々だ。【北村宏平】

[2007年5月22日12時9分 紙面から]


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