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聖光学院・鈴木が継ぐ“先輩投法”

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甲子園のマウンドを確かめるように投球練習する聖光学院・鈴木。左は斎藤監督
甲子園のマウンドを確かめるように投球練習する聖光学院・鈴木。左は斎藤監督

 センバツ高校野球(23日開幕・甲子園)初出場の聖光学院(福島)のエース鈴木健太(3年)が、先輩の舟田博紀(東北福祉大2年)をお手本にする。チームは17日、甲子園練習を行った。初めて夢のマウンドに立った鈴木は「傾斜が高くて、ホームまで近く感じる。角度も投げやすい」と好感触だ。

 球場自体は初めてではない。1年夏、鈴木はアルプススタンドから、甲子園1回戦で佐賀商を相手に好投を続ける2年先輩の舟田の姿を目に焼き付けた。9回1死までノーヒットを続け、1安打完封。最速132キロと決して速くはなかったが、鋭く曲がるスライダーと縦に割れるカーブをコースに集め、佐賀商打線を封じた。くしくも当時の舟田は172センチと、鈴木と同じ身長だった。「上背がなくても、スピードがなくても、コントロールが重要だということを舟田さんが証明してくれた」と、投球の極意を学んだ。

 この日、その舟田が投げたあこがれのマウンドに実際に立ち、約30球を投げた。4種類の変化球はすべて試した。「尊敬する先輩と同じ場所でプレーできることは光栄。攻めながら緩急を使って投げたい」。26日に市川(兵庫)と対戦する。舟田に続けとばかり、鈴木が聖光学院の新たな歴史を刻む。【塩谷正人】

[2007年3月18日11時15分 紙面から]


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