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仙台育英6年ぶり9度目/センバツ

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センバツ出場決定に喜びを爆発させる仙台育英ナイン
センバツ出場決定に喜びを爆発させる仙台育英ナイン

 第79回選抜高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)の選考委員会が26日に大阪市内で行われ、東北からは仙台育英(宮城)聖光学院(福島)の2校が選ばれた。仙台育英は6年ぶり9度目の出場。ドラフト候補のエース佐藤由規(2年)を中心に、昨秋コールド負けを喫した報徳学園(兵庫)、怪物・中田翔(2年)を擁する大阪桐蔭など近畿勢に闘志を燃やした。21世紀枠候補だった上山明新館(山形)は惜しくも選出はならなかった。出場32校の組み合わせ抽選会は3月15日に行われる。

 仙台育英の多賀城グラウンドに、武子仁大主将(2年)の雄たけびがこだました。「頂点目指すぞ!」。それを合図に、一斉に選手たちがガッツポーズでセンバツ出場の喜びを表現した。

 準優勝した01年以来、6年ぶりに仙台育英がセンバツに帰ってくる。東北大会優勝で迎えた02年は、不祥事による活動自粛で推薦を辞退した。苦難を乗り越えた吉報だけに、喜びもひとしおだ。午後3時10分、体育館事務室で待機していた石田昌彦教頭が、日本高野連から出場決定の通知を受けた。石田教頭と握手を交わした佐々木順一朗監督(47)は「身が引き締まる思い。これで一区切りついて安心した」とほっとした表情を見せた。

 この日、午後2時から練習に励んでいた選手たちの表情も生き生きとしていた。武子主将は「すっきりした気分。高校球児として夢の地に立てる喜びで、今はわくわくしている」と目を輝かせた。今年の高校生ドラフト上位候補右腕、佐藤由も「この日が待ち遠しかった。うれしくてたまらない」と笑顔を見せた。

 目標は全国制覇だ。だが、その前にたたいておかねばならない相手がいる。咋秋の明治神宮大会で8回コールド負けを喫した報徳学園、そして中田を筆頭に好選手をそろえ、優勝候補に挙げられる大阪桐蔭だ。佐藤由は「報徳には屈辱的な負けだった。この冬やってきたすべてを出してリベンジしたい」と意気込んだ。中田に対しても「自分の中では対策を組み立てている。対戦したら手の出ないような投球をしたい」と打倒近畿勢に闘志を燃やした。

 選手たちの口から聞こえてくるのは「挑戦者」という言葉。悲願の東北勢初優勝へ、冬場のトレーニングで一皮むけた東北王者におごりはない。【塩谷正人】

[2007年1月27日11時46分 紙面から]


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