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聖光学院初出場まずは1勝/センバツ
第79回選抜高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)の選考委員会が26日に大阪市内で行われ、東北からは仙台育英(宮城)聖光学院(福島)の2校が選ばれた。聖光学院は初出場で、福島県勢7年ぶりの勝利を狙う。
創部46年目で初出場の「確信」が「現実」に変わった。午後3時9分すぎ。報道陣も待機する聖光学院の大会議室に、待望の連絡の電話が鳴り響いた。後藤牧人校長(73)は「謹んで受けさせていただきます」と答えた。校内放送で朗報を聞いた選手たちは、母校グラウンドでこぶしを突き上げて喜びを爆発させた。福島県勢では、21世紀枠で出場した01年の安積以来の晴れ舞台。斎藤智也監督(43)は「選ばれるものと思ってやってきましたが、実感がわきました。ほっとすると同時に身が引き締まります」と日焼けした顔を紅潮させた。
昨秋の東北大会決勝では、仙台育英と延長10回の激戦を展開。惜しくも2-3でサヨナラ負けしたが、センバツ出場は確信していた。大会後は全国を見据えて着々と準備を進めてきた。完全な上手投げだった鈴木健太(2年)は、スリークオーター気味にフォーム改造。下半身強化で体重も5キロアップさせ「腕が振りやすくなって、球の切れや伸びも良くなり、重さも増した」と手応えを感じている。昨夏県大会3回戦では5回途中降板で、甲子園出場を逃した。新たにチェンジアップと横のスライダーもマスターし、「(甲子園に)行くからには勝ちたい」と意欲を見せた。
チームも、食生活から見直す肉体改造に挑んだ。砂糖が混入されている食品摂取を極力避け、全員が納豆や豆腐、牛乳を毎日のようにとる。個々に合わせたプロテインも補給し、徹底した体調管理に努めてきた。打撃練習でも全員が自主練習を含む1日1000本スイングをこなした。試合より400グラムも重い1・2キロのバットで練習してきた4番末永豪(2年)は「バットが軽くなった。もっと自信をつけて全国の好投手と対戦したい」と意欲を見せた。斎藤監督は「1つでも多く勝って、長く甲子園にいたい」とまずは初陣勝利を狙う。【佐々木雄高】
[2007年1月27日11時45分 紙面から]
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