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福祉大逆転負けで初戦敗退/神宮大会

優勝を狙った東北福祉大だが、1点差の惜敗に肩を落として引き揚げる
優勝を狙った東北福祉大だが、1点差の惜敗に肩を落として引き揚げる

<明治神宮野球大会:大産大4-3東北福祉大>◇初日◇12日◇神宮第2球場ほか◇大学、高校の部1回戦

 昨秋準Vの東北福祉大(東北・北海道5連盟)が3-4で大産大(関西5連盟)に逆転負けし、初戦で姿を消した。初回表、2番山崎信弥(4年=和歌山・初芝橋本)の大会1号本塁打で先制。だが、2-2で迎えた6回裏、先発小迫巧(4年=千葉・市松戸)が勝ち越しの2点本塁打を許し、追撃も及ばなかった。

 東北福祉大ナインに勝利の女神はほほ笑まなかった。初回に山崎が先制弾。同点の2回表も1番宮田剛克(4年=市岐阜商)の中前打で勝ち越したが、直後に同点にされる展開だった。6回裏は、小迫が2死一塁から2ランを浴びた。「外角のスライダーでした。しっかり腕を振り切って投げたので悔いはない」と涙をこらえた。前日11日朝、ドラフト希望枠で西武入団が決まった東北学院大の岸孝之投手(4年)から「絶対に勝て」とメールをもらって発奮したが、勝利を報告することはできなかった。

 8回1死二塁、4番中矢浩次主将(4年=埼玉・花咲徳栄)が左翼への二塁打で1点を返す意地を見せた。7回から救援した松田大(4年=東京・八王子)も2回を内野安打1本に抑え、ともに4年目での神宮デビューを終えた。4年生は今春、35季連続リーグ制覇を逃した責任を感じ続けてきた。中矢主将は「春に負けた分も勝ちたかった。監督にいい思いをさせてあげられなかった。3年生以下に重い荷物を残してしまった」と目を赤くした。

 山路哲生監督(40)は「力不足です」と認めた上で「秋は粘り強い試合ができた。4年生たちは結果を出してくれた」とねぎらった。新チームは敗戦を糧にして、全国王座を目指す。【佐々木雄高】

[2006年11月13日11時23分 紙面から]


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