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秋田商クリーンアップ進路決定

進路が決まり「やるぞ!」と力を込める左から佐々木、浅野、小山田
進路が決まり「やるぞ!」と力を込める左から佐々木、浅野、小山田

 高校野球の今春センバツで8強に進出した秋田商の、強力クリーンアップトリオの進路がこのほど決まった。3番・主将の佐々木弘史一塁手(3年)は神奈川大学リーグ今季2位の横浜商大へ、4番浅野友人三塁手(3年)は社会人のJR東日本東北に内定。5番の小山田聡太右翼手(3年)は、東都大学リーグの強豪青学大へ進学する。夢舞台を甲子園から神宮、東京ドームへ変え躍進を誓った。

 クリーンアップの進路が決まった。昨秋、東北大会決勝でサヨナラ3ラン、センバツ2回戦今治北(愛媛)戦でも延長12回にサヨナラ二塁打を放つなど、無類の勝負強さを持つ佐々木は大学進学を選んだ。「高校で終わるつもりはなかった」という。

 浅野は東北屈指の社会人の強豪に進む。センバツ準々決勝のPL学園(大阪)戦では、広島から1巡目指名を受けた前田健太投手から適時打を含む2安打と結果を残した。センバツ以降は、中堅から三塁にコンバート。「(小野平)監督がたくさんの経験をさせてくれたことが生きるはず」と自信を見せた。

 1年夏から3度甲子園の土を踏んだ小山田は「高校で達成できなかった全国制覇をしたくて」と青学大を選んだ。同大には川角謙投手(神奈川・横浜)広滝航二塁手(長崎・清峰)らプロが注目した選手も進学予定だ。「周囲の実力はあるけど、やれる自信もある」と意気込んだ。

 準備に余念はない。佐々木は「フリー打撃はみんな木で打っていた。木の方が飛ぶんですよ」と、木製バットへの対応に不安はない。現在、グラウンド改装中で練習はできないが、浅野は「学校の周りを工藤(辰文遊撃手)と競争して走ってます」。生徒会長を務める小山田は「生徒会が結構忙しくて。その分、家で振り込んでいる」という。

 今夏は県大会2回戦で優勝した本荘に敗れた。3人は勝利の感激、敗戦の悔しさを経験して高校野球を終えた。そして、ステージを変え、再び野球漬けの日々が始まる。

 佐々木「全日本の4番になる!」。

 浅野「ポジションはどこでもいい。早くレギュラーを取りたい」。

 小山田「自分の力に満足せず、まず努力。4番を打てるように」。

 新たな夢を抱え、それぞれの舞台で大きく羽ばたくはずだ。【清水智彦】

[2006年11月7日11時37分 紙面から]


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