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聖光学院23年ぶり初戦突破/高校野球

- 延長10回表、聖光学院は2死三塁から5番黒羽が決勝の中越え三塁打を放つ
<秋季高校野球東北大会:聖光学院4-3鶴岡東>◇3日目◇9日◇福島・あづま球場、信夫ケ丘球場◇2回戦
地元福島第1代表の聖光学院は延長10回、4-3で鶴岡東(山形)を振り切り、初出場の83年以来の8強進出を決めた。
2年ぶり7度目出場の聖光学院が、全員野球で実に23年ぶりの初戦突破を決めた。9回裏、同点に追い付かれたが、延長10回表、2死三塁から5番黒羽剛広(1年)の中越え三塁打で勝ち越した。前日8日の打撃練習で不振だった黒羽は、斎藤智也監督(43)が打撃投手を務めた約40球の特打ちで開眼。4安打1打点と活躍した。打撃ケージを仲間に囲まれ、激励されながら特打ちした黒羽は「心の面でも吹っ切れ、何も考えずに打てました」と振り返った。
チーム一丸の勝利だった。初回裏に先制されたが、2回表に4番末永豪(2年)の中越え本塁打で同点。さらに1死一、三塁から併殺崩れで勝ち越した。5回裏に同点にされたが、6回表には再びスクイズで勝ち越し。取られたら取り返す勝負強さで主導権を渡さなかった。守っても、4回裏1死二塁のピンチで渡辺侑也二塁手がはじいた打球を黒沢俊作右翼手(ともに2年)がライトゴロに仕留めてカバー。続く2死三塁では、厳しいセカンドゴロに飛び付いた渡辺が小椋大輝(2年)との連係で4-6-3と転送する好プレーを披露した。右腕エース鈴木健太(2年)も被安打11と苦しみながらも3失点(自責点2)完投。就任8年目で秋季東北大会初白星の斎藤監督は「今日はしびれた。地元開催の今年は、出るだけの大会にはしたくない」と初のセンバツ切符獲得に意欲を見せた。【佐々木雄高】
[2006年10月10日11時26分 紙面から]
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