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仙台育英・佐藤力投で東北切符/高校野球

- 6回を1安打9奪三振無失点の仙台育英・佐藤由
<秋季高校野球宮城県大会:仙台育英8-0聖和学園>◇26日◇4日目◇フルキャストスタジアム宮城◇準決勝
仙台育英は聖和学園を8-0の7回コールドで破り、2年ぶり23度目の出場を決めた。エース佐藤由規(2年)が6回を1安打9三振無失点の力投で、チームを勝利に導いた。
落ち着いたマウンドさばきだった。初回、先頭打者を一失で塁に出す嫌な展開も、続く打者の犠打を自ら捕球し、ちゅうちょなく二塁に送球。見事なフィールディングで進塁を阻止した。
そこからは佐藤由の独壇場だった。6回で降板するまで許した安打は1本だけ。最速143キロのストレートにキレのいいスライダーで9個の三振を奪う貫録の投球で、相手に三塁を踏ませなかった。「投げ急いで力が入ることが課題だったが、試合中に修正できるようになった」と、新チームになってからの投球を振り返った。
観戦した楽天・上岡良一スカウトも「自分の体の力をボールに伝えられる理想的なフォーム。1年生の時から、ええピッチャーやと思っていた。力みが取れて、甲子園より落ち着いて投げている」と高評価。佐藤由はあの大舞台よりさらに成長した姿を、フルキャストスタジアム宮城のマウンドで披露した。
前日25日、準々決勝の宮城水産戦は137球を投げ、15三振を奪う好投で4安打完封勝利。この日は86球と2日間で223球を投げた。だが、試合後もウオーミングアップを終えた後のように「疲れは全然ないですね」と涼しい顔で答えた。目標を東北大会優勝に定めるタフネス右腕が、まずセンバツへの第1関門を突破した。【塩谷正人】
[2006年9月27日11時11分 紙面から]
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