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大曲工が10年ぶり東北切符/高校野球

- 大曲工の先発伊藤は9回1死まで2失点の好投
<秋季高校野球秋田県大会:大曲工3-2秋田経法大付>◇25日◇最終日◇グリーンスタジアムよこて
3位決定戦は大曲工が3-2で秋田経法大付を振り切り、10年ぶり2度目の東北大会出場を決めた。打線は4安打ながら犠打を絡めて効率良く得点。投げては伊藤将太郎-藤岡孝郁の1年生リレーで逃げ切った。決勝は能代が6-0で秋田中央を破り、30年ぶり2度目の優勝を飾った。
1年生対決を制した。「この段階で勝っておけば、後々有利になるから」。大曲工の先発伊藤は、先発に8人の1年生が並ぶ相手打線を9回1死まで2点に抑え、勝利投手となった。初回に先制を許し、計10安打を浴びた。それでも要所を締め、大量点を与えなかった。1点差に迫られた9回に藤岡の救援を仰いだものの、自らも満足できる内容だった。
初戦の能代工戦以来のマウンドだった。チームには背番号1の地主裕樹(2年)をはじめ、5人の投手がいる。東北切符のかかる一戦だったが「緊張はなかった。いつも通り投げられた」。打ち気にはやる相手打線に対し、自信のあるカーブで凡打の山を築いた。
打線もしぶとかった。4回表には重盗を絡めた2犠飛で逆転。6回も四球と犠打、相手の暴投など、安打なしで追加点を挙げた。「全員が粘り強く戦ってくれた。あの気持ちを褒めてやりたい」と阿部大樹監督(35)は選手の精神的成長を感じていた。
県を制した春に続く東北大会へ駒を進めた。「どんな相手にも向かっていく気持ちを持ちたい」と藤原和弘主将(2年)。ナインの顔には激戦の秋田で勝ち残った自信が表れていた。【高宮憲治】
[2006年9月26日11時41分 紙面から]
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