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仙台育英が東北返り討ち/高校野球

好投した仙台育英・佐藤駿
好投した仙台育英・佐藤駿

<秋季高校野球(宮城・仙塩地区大会):仙台育英4-1東北>◇9日◇フルキャストスタジアム宮城◇1位校トーナメント決勝

 夏の県大会決勝引き分け再試合以来の対決で、仙台育英が東北を4-1で下し、優勝した。背番号10の左腕、佐藤駿一(2年)が8回を1失点の好投。打線も橋本到中堅手(1年)が初球先頭打者弾を放った。

 仙台育英の佐藤は、由規だけじゃない。淡々とした表情だったが、駿一は闘志を内に秘めて東北打線を抑えた。落差のあるカーブとキレのある直球を武器に、9三振を奪った。6安打を許したが、要所を締めた。春以来の先発を「初回は緊張したが、0点で落ち着いた」と振り返った。

 すでに県大会切符を手にして、この試合は勝利にこだわる必要はない。だが相手は特別だった。夏の県大会決勝。同じ2年生のエース、佐藤由が決勝引き分け、再試合と連続完投して優勝、県球史に名を刻んだ。そのとき以来のライバル校との激突で独特な雰囲気が漂った。新チームで「相手に与える印象が重要だと思った」と責任を果たした。

 夏の大会はメンバーに入れず、由規にも「負けたくなかった」とライバル心を胸に練習を積んだ。佐々木順一朗監督(46)は「カーブ系の球のコントロールが良かった」と評価した。右の由規に、左の駿一。ニュー仙台育英を、ダブル佐藤が引っ張る。【栗原弘明】

[2006年9月10日12時36分 紙面から]


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