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TDK4強!優勝候補も撃破/都市対抗

- 4強進出を決め喜び合うTDKナイン
<都市対抗野球:TDK5-2ホンダ>◇10日目◇3日◇東京ドーム◇準々決勝
快進撃が止まらない。TDK(にかほ市)が5-2で優勝候補のホンダ(狭山市)を下し、秋田県勢初の4強に進出した。1回、4番佐々木弥一塁手(34=本荘)の左中間二塁打などで2点を先制。その後も好機で確実に加点し、5点を奪った。投げても先発した田口篤史投手(23=東洋大)が7回2/3を2点に抑える力投を見せた。東北勢の4強進出は04年の七十七銀行、JT(いずれも仙台市)以来、2年ぶりだ。
前日に4回を投げ好リリーフを見せた170センチの右腕、田口が先発マウンドに立った。連投のルーキーを援護すべく、攻撃陣が初回から立ち上がった。2四球で1死一、二塁とすると4番佐々木が左中間を破る適時二塁打で先制。2死後、今大会初スタメンの岩下昌史右翼手(29)が右前にはじき返し、2点目を奪った。
3回には、東北2次予選でTDKを苦しめた岩手21赤べこ野球軍団の主砲、5番高倉啓司(27)が発奮した。2死一塁から、左中間に適時二塁打で3点目。プロも注目する相手先発、筑川利希也投手(24)をKOした。4、6回にも1点ずつ追加した。船木千代美監督(52)は「良い場面で(みんな)打ってくれた。非常に効率的な展開だった」と5点を奪った攻撃陣をたたえた。
その援護を受け、田口が粘り強い投球を見せた。3者凡退に取ったのは4回の1イニングのみ。毎回のように走者を許しても、要所を締めた。8回2死から連打を浴び113球で降板したが、2戦18点を奪った相手打線をわずか2点に抑えた。前日の疲れも見せず「一生懸命投げただけです」と謙虚だった。
8回のピンチを関連太郎投手(24)が三振できり、そして最後は大エース野田正義投手(27)につないで締めくくった。野田は「(田口は)この舞台で考えられない投球をした。並の投手ではないことが証明された」と後輩の活躍に目を細めた。初勝利を目指したチームが、4強まで上り詰めた。ベテランと若手、補強選手が一体になり、階段を1つずつ上がってきた。頂点まで、見えてきた。【清水智彦】
[2006年9月4日11時35分 紙面から]
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