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若松商快進撃、19年ぶり8強/高校野球

若松商のエース五十嵐(左)と山口遊撃手(右)はハイタッチを交わす
若松商のエース五十嵐(左)と山口遊撃手(右)はハイタッチを交わす

<高校野球福島県大会:若松商8-4二本松工>◇10日目◇25日◇あづま球場ほか◇決勝

 若松商が8-4で二本松工に逆転勝ちし、19年ぶりの8強入りを決めた。初回に先制されたが、3回に打者9人の猛攻で逆転。4連投のエース五十嵐準(3年)も172球の粘投で逃げ切った。

 若松商の快進撃が止まらない。ナインは10年ぶりの初戦突破から4度目の校歌を球場に響かせた。1回戦(福島商)は9回サヨナラ勝ち。2回戦(福島南)は8回裏の逆転勝ち。波に乗って快勝した3回戦(東白川農商)に続き、この日は春の県大会初戦で2-5で敗れた相手に雪辱した。12安打6四死球を許しながら、3試合連続完投の五十嵐は「打たれたことは気にしていない。点を取られないことが大事」と粘りの投球を振り返った。

 3回までに3失点したが、その裏、5番打者として同点打を放ち、勝ち越しのホームも踏んだ。3回表に相手エースに適時打を許して失点したが、打撃できっちりと借りを返した。先頭打者の山口淳史(3年)もチームを支える。初戦ではサヨナラ打、2回戦では勝ち越し打。この日も、3安打1打点3得点と活躍し「春に負けた悔しさをバネにして練習してきた。積極的にプレーできた」とムードメーカーとなっている。

 創部83年目で夏通算成績も60勝60敗の五分に戻した。就任2年目の山口昌男監督(44)は「先輩たちが築いたもの。(勝敗が)せっかく並んだんだから、もっと勝ちたいね」と意欲を見せた。今日26日の準々決勝の相手は郡山商だ。商業校対決を制して、準優勝した85年以来21年ぶりの準決勝へ。会津地区勢としてまだ成し得ていない夏の甲子園出場に向け、若松商のミラクルは、まだまだ続く。【佐々木雄高】

[2006年7月26日15時27分 紙面から]


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