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聖光鈴木がノーヒットノーラン/高校野球

聖光学院2年生鈴木は、夏初登板を7回参考ながらノーヒットノーランで飾る
聖光学院2年生鈴木は、夏初登板を7回参考ながらノーヒットノーランで飾る

<高校野球福島県大会:聖光学院19-0相馬農>◇5日目◇17日◇あづま球場ほか

 福島は聖光学院・鈴木健太(2年)が相馬農に7回参考ノーヒットノーランを記録。

 今春からベンチ入りした聖光学院の鈴木が夏デビューを鮮烈に飾った。6回まで内野ゴロ10、奪三振8と打者3人ずつに抑える完全ペース。コールド勝ちが確定的になった7回2死、2ストライクから捕逸による振り逃げで初の走者を許した。それでも悪びれず、最終打者を空振り三振に仕留めた。自己最多11奪三振で、19-0のコールド圧勝だ。「点差や記録は気にならなかった。最初は少し緊張したけど、投げてるうちに楽しくなり、1球ごとに集中できた」と振り返った。

 2年前の本間裕之(20=シダックス)昨年の舟田博紀(東北福祉大1年)らに続く、将来のエース候補だ。中央台北中3年夏に、地元いわき市で行われた決勝戦の本間の勇姿にあこがれて入学を決意。2年先輩の舟田からは「表情を変えず、ピンチにも動じない姿勢を学んだ」と甲子園投手を目標にしてきた。

 最速は、まだ130キロ台前半ながら「全部の球を組み合わせている」という。左肩の開きや上半身の傾きなどフォーム修正もした。斎藤智也監督(43)も「うなぎ上りの投手。制球力が安定し完全にゲームをつくれるようになった」と期待する。

 3連覇を狙う今夏は、9年ぶりにシード権を失った。昨秋、今春と県制覇を逃しているナインに慢心はない。梅雨で日程変更が続くが、斎藤監督は「このチームに失うものはない。投手全員の総力戦でいく」と明言。「3年生投手も刺激になったはず」と背番号11、鈴木の好投発進に手応えを示した。【佐々木雄高】

[2006年7月18日12時29分 紙面から]


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