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日大東北連覇!打線爆発14安打/高校野球

2年連続5度目の優勝を飾った日大東北ナイン
2年連続5度目の優勝を飾った日大東北ナイン

<春季高校野球福島県大会:日大東北7-1学法石川>◇最終日◇30日◇開成山球場◇決勝

 福島は日大東北が7-1で学法石川を圧倒し、2年連続5度目の優勝を決めた。主砲の鈴木啓元(3年)が3打数3安打4打点と活躍。チーム計14安打と打線が爆発した。各県の代表校は6月9日から青森で行われる東北大会に出場する。

 初回の攻防が明暗を分けた。3者凡退に終わった相手に対し、日大東北は2死三塁から、4番鈴木啓の左中間を破る二塁打で先制。連打と敵失で2点を追加した。さらに2死二、三塁、8番天野勝仁(2年)がノーサインから三塁線に意表を突く絶妙のセーフティースクイズを決めて主導権を握った。

 東北大会出場を決めた前日29日の準決勝まで、湿りがちだった打線が爆発した。準決勝で4打数無安打の鈴木啓は、二塁打2本を含む3適時打で4打点と大活躍。「昨日はみんなに東北大会に連れて行ってもらった。今日は自分の力で優勝を決めたかった」と主砲の意地を見せた。50メートル走5秒9の天野も、三塁走者・鈴木均主将(3年)とのアイコンタクトで今大会2度目の小技を成功。「三塁手が後ろに下がっていたのでいけると思った。自信はあった」と俊足を見せつけた。

 2年生左腕・大越隆広も6回を3安打6奪三振。失策と遊ゴロの1失点にとどめ、3年生右腕・渡辺洋平につないだ。投打がかみ合った優勝に、宗像忠典監督(44)は「打つべき者が打って、いい形で終われた。投手陣も良くなってきた。それぞれの持ち味を出してくれた」と語った。2月に右肩脱きゅうの手術を受けた長男の洋介(3年)も先頭打者として1安打2得点と気を吐いた。

 東北大会準優勝後の昨夏は、第1シードも8強止まり。チーム初の春連覇に、宗像監督は「春の日大ではなく夏の日大といわれるようにしたい」と3年ぶりの甲子園出場へ向けて意欲を見せた。【佐々木雄高】

[2006年5月31日10時38分 紙面から]


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